技能職、職人ってのはいろいろありますわね。

行きつけのバーでは時々、昼職に美容師やってる兄ちゃんがバーテンダーとして入るんです。
曰わく、専門でイロハは教えて貰えるのですが、現場に出たら先ずはシャンプーから、なんたそうですね。

今日読んでた専門誌のコラムに関連した記事。
ある美容師さん、駆け出しの修行はやっぱりシャンプー。
かゆいとこないですか?って聞いたら、必ず「全部!」って答えがかえってきたお婆ちゃんがいたそうで。



ま、よーするに1からやり直しですわな。



一生懸命、毎回洗ったそうです。




で、ある日聞いたら「後ろ!」という答え。それを聞いて、心の中でガッツポーズしたんですって。
全部やり直しからレベルが上がった瞬間。

そのお婆ちゃん、後で聞いたら元美容師というオチ。なるほどハードルが高いワケ。
取り組む真摯な姿勢と、客に鍛えられるというのは共通する云々と締めくくり。




素直に感動すれば美談やのぉウンウン♪で終わるんですが、




あたしゃ大抵「大丈夫です」と答えるので、実際大丈夫なんですが、さてレベルの高い洗髪とは?とイラン所が気になり。




そこで思い出したのが、以前中ぼくが低学年のとき、頭シラミが学校で大流行しまして。
あん時は大騒ぎでしたな。

中ぼくが頭を始終かいてて、挙げ句ハゲまで出来ちゃったんで、これはおかしいと皮膚科へ。
皮膚科の先生曰く、今大流行してて頻繁に小学生が来てるよーといいつつ、ほれ、これがシラミの卵と見せて貰った毛先に付いたホントに小さな粒。

家族全員が専用薬用シャンプーを使用する事となりました。
もううろ覚えですが、めっちゃめんどくさかった。
シャンプーで髪ゴシゴシした後に専用の帽子かぶってしばらくほっとかなきゃならんという。
中ぼく、幼児の小ぼくをじっとさせとくのは至難の業。




あ、DDTちゃいますからねw
毛じらみでもないですわよww




シラミがいるなんて不潔、
まさか家族にシラミなんているはずないやん、
って思ってるから発見は遅いし、みんな黙って喋りませんし、我が子がいじめられても可哀想なので発覚しても喋らない喋らせないので、全くわかんなかったですね。

結構な騒ぎになって、誰が原因みたいな吊し上げ合戦になったらマズいよなぁみたいな会話を奥としてたのを思い出してしまいました。






そんなこんなで一日が終わり、さて、ちょっとだけバーに顔出してから帰りましょうかね。
フード、カクテル、トークはあたしには出来ない職人シゴトです。



と思ってましたが、大ぼく卒業式やったしな。
そういや昨日ホワイトデー忘れてたっけ(汗

点数稼ぎでショートケーキ買って、帰りましたとさ。








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