今、世界中がコロナウイルスに振り回されまくっています。
世界各国の状況を聞くたび、日本はまだマシだとつくづく思います。
いろんな人がいろんな想いを綴っていることでしょう。
わたしも少しだけ。
仕事がありません。
具体的に言うと、まずお店が超絶暇です。
お店を始めて7年目になりますが、こんなことは過去なかったってくらい暇です。
2月3月はもともとそんなに売れる月ではありませんが、例年のそんなもの比になりません。
そして、麻雀教室は全て休講。
今月初めての公民館で初めて麻雀に触れる人向けの講座が予定されていましたが、それも全日程中止。
延期ではありません、中止です。
来月予定してたライブが延期と保留。
大変そうでしょ?
まあ、大変だけど、周りもみんな大変です。
麻雀プロ
ゲスト等の仕事は大幅に減り、大会やイベント自体が中止になるケースも多いです。
中止になったタイトル戦もあります。
リーグ戦などの日程調整も大変だし、各自のスケジュール調整も大変です。
ミュージシャン
ライブがことごとく中止になり、こちらも仕事がない。
ライブをやってるだけで感染者扱いを受けるような風評被害もあるようです。
麻雀店
群馬でも多くの麻雀店が客足が減り、営業時間も短くなっています。
麻雀店の売り上げそのものも、時給制で働く従業員にも影響。
ライブハウス
ライブ自体が中止になればライブハウスの収益はありません。
ライブが安定して入って初めて経営が成り立つライブハウス、
ライブがない月が続くとして、
どれくらいの件数がどのくらいの期間持ちこたえることができるでしょう。
わたしは、
麻雀と音楽、そして飲食業、
これらの業界で仕事をする知人が多くいます。
いろんな声を聞きます。
ここからはわたしの個人的な思いです。
麻雀、音楽、飲食、
これって大体の人が自分の意思で好き好んで選んだ職業なんですよ。
わたしもよく言われます。
「自由でいいね」って。
でも言う側も言われる側も、みんなどこかでわかってるはずなんです。
自由は、何かと引き換えに手に入れたってことを。
わたしの場合、看護師をやめてお店を始めた時に、
安定や守られてる立場を捨てました。
だって看護師続けた方が確実に毎月安定した収入得られるし、
病欠や有給や産休育休や忌引き、ボーナスだってありますよ。
いざとなれば労基法という盾もあります。
そういうものと引き換えに、
自分の自由な意思で自分の道を見定め、
きっとこっちだと信じて今の場所まで生きてきたわけです。
母親にはことあるごとに
「もっと楽な生き方すればいいのに」
と言われてきました。
数年後に新型ウイルスで世界が大混乱になるなんて全く想定外ではあるけど、
いろんなパターンの万が一はシミュレーションしたりもしてますよ。
いろんな万が一のうちの一つ、
「もしも病気になったら」
っていうのも去年経験したし、
これからだって色々あるだろうなってくらいは思ってましたよ。
今こうしてコロナウイルスの影響を存分に受けて思うのは、
『自分で決めた人生を生きていてよかった』
っていうことです。
自分が選んだ道の先にあるのと、
人に決められて歩んだ先にあるのでは、
同じ辛い状況でもきっと受け止め方が違うはずです。
確かに今は大変な状況ではあるけれど、
自分で選んだ道の上を歩いているという自覚があるからまだがんばれます。
わたしがコロナ先生に学んだこと、
それは
『これからも自分の意思で自分の人生を切り開いていこう』
ということです。
心配してふとお店にちょろっと寄ってくれる方もいます。
トイレットペーパーが買えなくて困ってたら、
沢崎さんがすぐに送ってくださいました。
じゃがいもとフルマラソンでおなじみのゆきえちゃんは、
マスクとガーゼ(足の処置で使うの)をお裾分けしてくれました。
こんな時だから人の優しさがいつもより一層温かく感じます。
有り余った時間を使って、
本を読んだり勉強したりしています。
ミュージシャンがいいライブをするのには、
いい曲を書いて、練習してリハーサルして、
と準備が必要です。
麻雀プロも稽古や勉強でパフォーマンスを上げなければいけません。
おいしいお料理には仕入れや仕込みが必要。
毎日の営業で追いつかない事務作業やメンテナンス作業もあるはずです。
じゃがいもだって植えてすぐには育たない。
仕事って、始めてすぐにお金生み出すものじゃないから!!
準備期間があってその後にお金と引き換えになる段階がくる。
コロナでお仕事減っちゃった方達。
みんな、今はその準備しよう。
わたしはしてるよヽ(*＾ω＾*)ﾉ
