入院5日目術後2日目の夜、それは起こった。
(前のブログといい、この日は本当に忙しかった)
きんぎょのお腹で、
術後の痛みと、
まだ残っていた下剤や、強い抗生剤の影響で下したお腹のせめぎ合いが始まる。
きんぎょは便秘体質で、たとえ下剤でくだしたとしても、
「ん!」といきまなければ出ない。
だが、今は傷が痛くていきめない。
お腹の中で暴れまくる下剤を出す術がない。
ゴロゴロゴロと今にも出そうな音。
それに対抗するかのようにキリキリ痛む傷。
今なら行けるかも…と点滴台を転がしつつトイレに行くと、
どちらもスンってなる。
以下、朝までエンドレスリピート。
こんなんで眠れるわけがない。
ベッドの上で悶々としていると、最後の点滴が終わる。
あぁ、やっと点滴台とさよならだ!
点滴をしていた左手が楽になる。
良かった!無事に点滴が終われて!!
実は、シャワーが浴びられることになったんだけど、左手には点滴の針が刺さりっぱなし。
どうやって入るんだ??と思ってたら、
ビニールでカバーされた。
腕の付け根の締め付けが強くて、水が侵入することはなかったんだけど、
腕が汗をかいて、カバーが濡れたようになったので、ためらうことなくカバーはゴミ箱に捨てたんですよ。
そしたら、看護師さんから
え?捨てちゃいました?
明日も使うんですが…。
そう…あんな単なるビニール袋みたいだったのに
まさかの、、、
使い回し…!
あ、でもご飯がたくさん食べられれば、点滴が終わるかもなので、そうなれば大丈夫です!
と、看護師さんに言われ、
流動食のお昼ご飯と、夜ご飯のお粥。
頑張って食べます!!
↑これを9割ほど食べて、点滴も無事に外れて、良かった良かったとなるはずが、
次の日から退院するまでの3日間、ほとんど食べられなくなるきんぎょでした…。
薬袋には描くところがなくなり、違う紙に描き出した落書き。
きんぎょ