ポカポカと暖かな25日
隣町の鳴門を散策してきました
徳島県には1番札所から23番札所があります
四国霊場一番札所
竺和山(じくわざん)一乗院(いちじょういん)
霊山寺(りょうぜんじ)
天平年間(729~748)聖武天皇(在位729~748)の勅願寺として行基菩薩が開基されました
弘仁6年(815)弘法大師はこの寺で21日間の修法を行い
四国の地に八十八ヶ所の霊場を開くことを祈願しました
仁王門
八十八箇所=これを特定し、札所番号を定めたのは
大阪で四國邊路道指南(へんろみちしるべ)を出版した
真念(しんねん=高知出身の江戸時代前半の僧侶)
四国を訪れて弘法大師が修行したと伝わる霊場を巡った
庶民に遍路を紹介する書物を記したことから、「四国遍路の父」ともいわれている
本堂
大師堂
多宝塔
阿波國一之宮
大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)
御祭神は
大麻比古大神(おおあさひこのおおかみ)猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
参道(約800メートル)
神木の楠 樹齢千年
拝殿
めがね橋
第1次世界大戦のさなか
中国青島(チンタオ)の戦いで捕虜になったドイツ兵士約千人が
大正6年から9年にかけて異郷の地 板東俘虜収容所に過ごした
ドイツ兵士達が、遠い祖国を偲びながら
1日も早く故国に帰れることを願いつつ当神域を散策し
記念のため境内に池を掘ってメガネ橋を配し、小谷にドイツ橋を架けた
ドイツ橋
四国霊場二番札所
日照山
極楽寺(ごくらくじ)
天正の兵火で焼失したが、本堂は万治二年(1659)の再建
本尊も鎌倉時代の作で、共に国宝に指定されています
長命杉
弘法大師お手植えとされる「長命杉」は
樹齢1200年あまり、高さが約31メートル、周囲約6メートルもある霊木である
触れれば家内安全ばかりか、病気平癒、長寿も授かるといわれる
鳴門市の天然記念物に指定されています