空港再開へ 羽田臨時便も
花巻空港は大地震の影響で旅客便をとりやめていましたが、16日から大阪便と札幌便で運航を再開し、これまで定期便のなかった花巻と東京の羽田を結ぶ路線も当面、臨時便が運航される見通しとなりました。
花巻空港は11日に発生した大地震でターミナルビルが被害を受けたため、旅客便の運航をすべて見合わせ、支援物資を運ぶ自衛隊機などに限って受け入れてきました。空港を管理している岩手県は、チェックインのカウンターなど最低限必要な施設が復旧したとして、16日から日本航空の札幌便と大阪便の運航を再開することを決めました。
札幌便は▼札幌発が午後4時20分。▼花巻発が午後7時ちょうどの出発です。大阪便は▼大阪発が午後5時10分、▼花巻発が午後5時50分となっています。
あさってからは通常のダイヤに戻る見込みで、大阪便が1日3往復、札幌便が1日2往復が予定されています。
さらにこれまで定期便のなかった花巻と東京の羽田を結ぶ路線についても、岩手と首都圏の間の新幹線や高速道路が使えないことからあす、日本航空の臨時便が1往復、運航されます。
▼羽田発が午後2時30分。▼花巻発が午後4時30分の予定です。羽田の臨時便は17日以降も運航される見通しで、日本航空が運航時間などを検討しています。
また、これらの便にあわせて、花巻空港と盛岡市内を結ぶバスも運行されるということです。