けんはれいと別れて新栄をあとにした。鈴鹿店に戻るためである。もちろん ユリアの形見の人形を抱えていた。
・・・鈴鹿店についた・・・
『ここも懐かしくもあり・・・おや?あれはブット?』
『けーん、大変だ。けんの留守中に拳王侵攻隊が・・・・』
『なに?』
『これが拳王侵攻隊の車の足跡・・・だ。黒のスカイライン・・・』
ブットはそういうと気を失った。けんはすぐに店の中にはいった。
『これは・・・めちゃくちゃだ。一体何が・・・?』
『けーん、会いたかった』
『りん。一体何があったんだ?』
『みんな 連れてかれちゃった・・・。拳王という人に・・・』
『なに? 船越も竹中も大福もかっ!?』
『うん・・・。でも今泉リーダーだけは置いて言ったの。使えないって』
『そうか。しっかり選別している・・・やはり ラオウ!己のため 根こそぎ持っていく・・・』
『怖かった。いきなり れいの胸ぐらもつかんで説教したの』
『なに!れいがっ!』
『ううう、うわあぁぁ』
れいが奥からうめきながら出てきた。
『れい。なぜ俺を待てなかった・・・・のだ』
『けん・・・俺は戦いでしか借りを返せぬ男。ゆえに戦った』
『残念だがいまのれいではただの店長。今のラオウには勝てぬ。それが組織・・・』
『けん、俺の命はあと3日。全身から赤い血を噴き出して死ぬ・・・だが股間からは白い』
『いわせねーよぉっ!。れい、もうよせ。安静にしろ』
けんは怒りで小刻みに震えた。ブットがよってきた。
『けん!先にイッテルゼ!』
『やはりラオウ!あなたとは決着をつけねばならぬ!』
けんは旅立つことにした。目的は陸の孤島、尾鷲だった。 続く