・・・数年前・・・
早朝、れいはナント言おうが水鳥拳の演武をしていた。
『ナント言おうが水鳥拳!ひらーり』
『おお!あれが水鳥拳!美しい!アヒルが華麗に水面下でうごめく綺麗さだなあ』
『アヒルではないっ!ハクチョウといってくれよな』
れいは取り巻きに語気を荒げてそういった。それを見ていたユダは
『うぐぐぐぅぅぅー。不覚にも見とれてしまった・・・。れい。いつかお前を盗撮してやる。そしておれのオカズになるのだ!覚えてやがれ』
・・・時は流れて現在 新栄の事務所・・・
『れい、それでユダはどうした?』
『ユダは俺のストーカーになった。南店から鈴鹿店に移動した際も、そこから松阪店に移動した際もついてきやがった・・・。さらに伊勢店にも!しつこいストーカーだ』
『れい、苦労したんだな』
『ユダは 胸に七つの縮れ毛をもっている』
『れい・・・もし俺が胸に七つの縮れ毛をもつ男だったらどうする?』
『なにぃ?』
れいの顔が険しくなった。
『もう一度言う。俺が胸に七つの縮れ毛のギャランドゥをもつ男だったらどうするのだ・・・』
『その時はお前と戦うまでだ・・・』
凍てついた空気が二人の回りを動き始めた・・・ つづく