今日深夜に父方の祖母が亡くなりました。


入退院を繰り返していて、あぶないとは言われていたのですが、その時はあまりも早く…


叔母から連絡をもらい、父と病院へ。



亡くなった方の事をこんな言い方するのもどうかと思うのですが、私はこの祖母が苦手でした。


横暴だった父を庇い、祖母は母に我慢を強要させられていて…


子供心に母が可哀相で堪らず、そんな事を言う祖母が嫌いでした。



病院へ向かう道すがらも、ショックよりも葬儀の日程や、娘や弟達の学校、自分の仕事のやりくりをどうするかばかり考えていました。


号泣する叔母や祖父の光景を見るのも辛いなとか、そちらにばかり気を取られていました。



しかし、いざ祖母を目の当たりにして、まだ温もりのある手や身体に触れた途端…
涙がこぼれました…


今にも目を開け、いつもの様に話し掛けてきそうな祖母。

でも、もう…



土曜日にお見舞いに行く予定でいたのに…


こんな事ならもっと早く行っていれば良かった…


悔やむ気持ちが一気にわき出てきました…



諸々の手配は祖父や叔母や父が行うとの事で私は帰され、仕事へ。



ジワジワくるショックの中で、ぼんやりと自分の死の事を考えていました。



自分もあんな風な見とられ方がいいと…

温もりを最後に残せるような…



あの温もりは、きっといつまでも私の中に残る事でしょう…



それを教えてくれてありがとう…お祖母ちゃん…