従兄に紹介されて好きになったバンド、ザ・スクエア。

バンドの原型は1976年に結成されたらしい。

1978年
 9月21日 Lucky Summer Lady 発売。

 

 12月21日 Midnight Lover 発売。

 

1979年
 6月21日 Make Me A Star 発売。

 

1980年
 4月1日 Rockoon 発売。

 

1981年
 11月1日 Magic 発売。

 

 1.It's Magic
 2.CHOU CHOW
 3.I'll never forget you
 4.Little mermaid
 5.Larisa
 6.Chase
 7.Sunshine sunshine
 8.Wandering soldier
 9.I LUV U
 10.かわいいテクノ

THE SQUARE 5枚目のアルバム。
私が聴いた初めてのザ・スクエア。

お洒落で遊び心満載なアルバム。
アルバム・タイトルにもなっている
It's Magic

この曲のサックス・ソロが大好きで、上手く吹けないながらもコピーしたりしてました。
そう、サックスを持っていたんですね~♪私。
結局、音を鳴らすだけのレベルで終わっちゃいましたけどね(苦笑)。
そんな青春の思い出も一役買って、このアルバムの評価はぐんと上がるわけであります。

マジックは、1983年にマリーンがカヴァー

カヴァー曲の方が有名かも?

このアルバムはかなりポップな作りになっております。
1,3,7,9,10はボーカル(キャサリーン)入り。今となってはボーカル入りのスクエアってのは、なかなかお目に(お耳に)かかれないよねえ。
若いメンバーということもあってか、多少荒削りのところもあるんだけど、そこがまたたまらなく良いのだよ。
アルバム発売当時(1981年)、田中と清水は20歳で青山学院大学生であった。
キャサリーンは22歳。
若さあふれるメンバー構成でしたな。

安藤まさひろ:ギター
伊東たけし:アルトサックス/リリコン
久米大作:キーボード
田中豊雪:ベース
清水永二:ドラムス/パーカッション

キャサリーン(デアーズ):ボーカル(1,3,7,9)

仙波清彦:コンガ/パーカッション(1,2,3,5,6,7,8,9,10)
御厨祐二:ギター(1,3,8)
タモリ:トランペット/ボーカル(?)(7,10)
中西ストリングス:ストリングス(2,5)
金子マリ、タンタン、サンディー:バック・ボーカル(1,7,10)

なんと、タモリが特別参加しているのである。
どういう縁故関係なのかはわからないが、なんともはや・・・である。
キーボードの久米大作は、名ナレーターでおなじみの久米明のご子息。

5.7.9.10は久米の作品(作曲)なのであるが(作詞はリンダ・ヘンリック)、YMOが彼にかなりの影響を与えていたように思えるのは私だけであろうか?
10.かわいいテクノにいたっては、ボーカル陣に「矢野顕子風にお願いします。」と注文をつけたに違いない!(と、勝手に邪推してみるw)

 

フュージョン&ポップ&テクノ&ディスコ&ロック&ジャズとごちゃ混ぜ感もあるのだが、遊び心満載でいてスリリング感じもある良いアルバムです。


1982年
 夏
 従兄からアルバム「マジック」を聴かせてもらう。
 ここから私のThe Square(現:T Square)好きは始まる。

 11月21日 脚線美の誘惑 発売。

 

 1.ハワイへ行きたい
 2.THE REST OF A ROMANCE
 3.脚線美の誘惑
 4.HEARTS
 5.LOVE'S STILL BURNIN'
 6.CHANGE YOUR MIND
 7.BETWEEN
 8.FULL CIRCLE
 9.MEMORIES OF ALICE

THE SQUARE 6枚目のアルバム。
ジャケットの美脚が素敵であります。
5枚目のアルバム「MAGIC」はボーカル曲が数曲あったが、
このアルバムでは 2.THE REST OF A ROMANCE 1曲だけとなり、

(ヴォーカル、コーラス、作詞ともにサンディー、宗貢央)

その後、ボーカル曲は作られなくなってしまう。
ある意味、分岐点となったアルバムですな。
キーボードの和泉さんが加わったことも、スクエアにとって大きな出来事でした。

安藤まさひろ  ギター
伊東たけし  サックス
田中豊雪  ベース
和泉宏隆  キーボード
長谷部徹  ドラムス

久米大作  シンセサイザー(6)

ドラムスの長谷部徹はなかなかの色男。
それもそのはず、彼はジャニーズ事務所に所属していた経歴を持つ。
長谷部の叩く姿は格好良かった。ビデオで何度もチェックしたものです。


1983年
 5月21日 うち水にRainbow 発売。

 

 1.HELLO GOODBYE
 2.君はハリケーン
 3.SABANA HOTEL
 4.STINGRAY
 5.HANK&CLIFF
 6.黄昏で見えない
 7.From 03 To 06 (Receivers)
 8.カピオラニの通り雨
 9.BARBARIAN
 10.HELLO GOODBYE (Reprise)

THE SQUARE 7枚目のアルバム。
アルバムとしてはこれが一番好き。
夏にぴったりでさわやかなテイストの心地よい作りになっております。
HELLO GOODBYE はザ・ビートルズのカヴァー。

6.黄昏で見えない は松任谷由美の作曲。

松任谷由美はこのアルバムのトータル・コーディネイトをしている。

安藤まさひろ  ギター
伊東たけし  サックス/リリコン/フルート
和泉宏隆  ピアノ/シンセサイザー
田中豊雪  ベース/シンセサイザー/ドラムス(4)
長谷部徹  ドラムス/パーカッション

仙波清彦  パーカッション
伊藤広規  ベース(4)
EVE  バック・コーラス(1)
Nitta Group  ホーン(5,6)

8.カピオラニの通り雨 に合わせて詞を書いたりしたものさ。

 

1984年
 4月1日 ADVENTURES 発売。

 

 1.ADVENTURES (Prologue)
 2.ALL ABOUT YOU
 3.NIGHT DREAMER
 4.SISTER MARIAN
 5.RODAN
 6.JUBILEE
 7.CAPE LIGHT
 8.TRAVELERS
 9.ADVENTURES (Epilogue)

THE SQUARE 8枚目のアルバム。
このアルバムから自分で購入し始める。

スクエアが一気にお茶の間レベルまで広まるきっかけとなった。
サントリー・ホワイトのCMに ALL ABOUT YOU

 と TRAVELERS

 の2曲が使われたのだが、メンバーの伊東たけしがCMに出演し、リリコンを演奏する姿を披露した。
このCMは、音楽・楽器に疎い人たちにもリリコンの存在を知らしめ、フュージョンに興味のない人たちにもスクエアの名を印象付けた。CM自体がなかなか格好良く出来ていたこともそれを後押ししたのだろう。

安藤まさひろ  ギター
伊東たけし  サックス/リリコン
和泉宏隆  ピアノ/シンセサイザー
田中豊雪  ベース/シンセサイザー
長谷部徹  ドラムス

仙波清彦  パーカッション
中西アンサンブル  ストリングス
Kanezaki Group  ホーン

このアルバムは“なんとか”という方法で作られたLPレコードを購入した記憶がある。
当時、LPの値段が2,500~2,800円ぐらいだったのに、この“なんとか”という方法で作られたやつ。
フリーズ・ドライじゃないし・・・なんだっけな・・・。
デジタル・リマスターだっけ?
マグネット・コーティングだっけ?
なんだっけなあ・・・。
とくかく、値段が3,500円ぐらいもしやがんの。
レコード屋の人に「音いいよ~♪」と言われてつい買ってしまったが、音質が良かったかどうかは・・・未だに疑問である。

 6月21日 CONCERT LIVE "ADVENTURES"(ライヴ・ビデオ)発売。

 これ買いました。ベータで。

 

後半へ続く。