前回やっと造形の方が終わり、いよいよ塗装に入る所です。

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リアスポイラーがクォーターパネルの上にカブって塗装しずらいのでトランクは上げた状態で塗装していきます。

本当なら、ガラスは外して塗装した方が良いんですが予算の問題もあり今回はマスキングで対応しました。

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色もメタムラとかも無く綺麗に塗れてます。
材料も耐候性・耐擦傷に優れた上位タイプの物を使って塗装しましたよ(^_^)

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塗料の乾燥が終わったら、最後にホイールハウス内側にトドメの防錆剤を入れていきます。

写真でもちょっと見えますがノックスドールの防錆剤ですね。

最近は新車の下回り防錆塗装とかに使われたりしてますが、ボルボの純正指定とかにもなってる実績のある防錆剤です(^_^)


そして...

完  成!!

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総評

パネルの製作加工などは切りの良い所まで一気にやってしまわないといけないので、作業時間の確保がとても難しかったですね。

本来新品のパネルを使って交換すれば作業自体はかなり楽にやれるんですが、お客様の負担が増えてしまうし、かと言って半端な修理もしたく無いので時間と手間で何とかカバーしたっていう内容でした。




などと長編で綴ってきたわけですが、実はこれを書いてきた私本人は塗装部の人間なので、いつも通りに塗装しただけで特に難しいことはしていないのである。( ´ ・ω・`)    




前回はインナーパネルの製作までやったので、いよいよ外板パネルの加工に移ります。

 
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外板も溶接はせずに、リベットと樹脂系の接着剤を使いくっつけました。
 
赤い所はサビ止めを塗った所で、ステンレスは基本サビないんですがボディー側のパネルは鉄なのでサビが出にくいようにさらに念入りにやりました。
 
 
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ここからは、普通の鈑金パテではなく、アルミカーボンパテで形を成形していきます。
 
アルミカーボンパテは値段は張りますが、軽くて丈夫なうえに痩せにくいと三拍子揃ってるので重宝してます。
 
 
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パテが乾燥したら着工前の写真を見ながらオリジナルの形に削り出していきます。
 
 
 
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アルミカーボンパテで形を作り、細かなキズや凹みをポリパテで仕上げていきます。
 
 
 
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そして成形が終わったら、プラサフを塗装し、さらに細かなキズを埋めていきます。
 
 
 
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プラサフを耐水ペーパーでさらに細かく研ぎ出して塗装面をツルッと仕上げて行きます。
 
 
 
 
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ちなみに左側はこんな感じ。
3分クッキングで言う所の、同じような工程で仕上げた状態がこちらになります( ´ ・ω・`)
 
 
 
 
 
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塗装前にアンダーコートを塗装してオリジナルの状態を再現しつつ、飛び石などでボディーにキズがつきにくくします。
 
さて、ここまで来ると、あとは塗装を残すのみとなりましたがそれはまた別のお話で
 
 
 
では
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次回も絶対に見てくれよな!
 
( ´ ・ω・`)
 

 

前回は外板パネルの製作まで行きましたのでいよいよカットしていきます。

 
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こんな感じでサビてない部分の所まで少し大きめにカットします。
 
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こっち側もこんな感じでカットしたらインナーパネルが剥き出しになるので、インナーの加工修理をしていきます。
 
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サビた部分を同じようにカットしてから残った浅いサビを削ります。
 
この状態だと、見た目的にもスッキリとキレイになったなーって感じがしますよね(^_^)
 
 
 
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と思ったのもつかの間、ホイールハウスの真下部分のジャッキポイントの辺りの写真なんですが、潰れてるしサビて朽ちてるし、こっちを先にやらないと外板パネル自体加工できないんで、塞ぐ前にこっちもやることにします。
 
 
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インナーパネルをステンレスで作ってくっつけるんですが、溶接だと熱が入った所からまたサビが出る可能性もあるので、樹脂系の接着剤でボンディングしていきます。
 
接着後は鉄が剥き出しになってる所もあるので、赤いサビ止めを塗っておきます。
 
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ジャッキポイントの所もステンレスで同じように作りました。
 
元々朽ちててジャッキポイントとして機能してなかった所ですが外板のみの加工なので、もちろんここにジャッキかけたら
 
モニュ...って潰れるよ( ´ ・ω・`)
 
とまぁインナーパネルまで完成しました。
次は外板パネルをナニしていきますが、それはまた別のお話で。