今日は米雇用統計の発表がありました。第一次オイルショックの影響で景気が急激に悪化した1974年12月以来,約34年ぶりの大幅な落ち込みとなっています。



本来、このような米景気にとって不安な発表というのがあれば、NYダウ 安 → NY金 高 という展開になるはずです。ところが、NYダウは終値で 259.18ドル高で買われて終わっています。市場はこの景気の悪化を織り込み,悪材料出尽くしと考えているようです。


そしてNY金は  13.30ドル安 で売られて終わっています。34年ぶりの異常事態を跳ね返したNYダウ。景気の波に飲み込まれたNY金。


今日の米雇用統計の発表から考えると今後,相当,深刻な米経済の経済指標の発表がないと、NYダウは大きく下げないのかもしれません。となるとNY金の本格的な復活はしばらくないのではと私は思います。

ようやく勝ったぞというところです。



本日の東京金は 2280円  (-150円)となり、ようやく我慢した甲斐がありました。



ここから読み始めた人の為にもう一度、おさらいします。


私は 11月25日 2467円    売りを仕掛けました。

勿論、前から売っていたのですが、損切りせず、勝負に出たのです。


つまり  2467円以上の値段がついたら,『損』つまり【負け】です。


 逆に 2467円以下の値段がついたら『利益』つまり【勝ち】です。


商品先物の場合、将来、下がると思えば 売りからスタートし、価格の下落によって利益を

狙う事もできます。その場合,価格の上昇によって損失します。



私が何故,『売り』つまり将来、なぜ下落すると考えているのか理由をもう一つ述べたいと

思います。


先日,金の調査機関WGCによると7-9月の世界の金需要は前年同期比17%増加という

発表がありました。その中味に注目しました。

金の最大消費国インドが前年同期比31%増加 249.5トン

           中国が前年同期比20%増加   99.8トン


需要は伸びていますが、用途別でみると……


宝飾品は6%しか増えていません。それに対して投資需要は58%も増えています。

細かいデータがないのでここからは私の推測ですが,インド,中国で需要が伸びたのは投資需要あって、宝飾品需要ではないのです。投資需要が多いという事は,価格上昇局面では需要が一気に減少するリスクがあります。



つまり,上昇局面が続かないということです。これも売り方針でいる理由の一つです。



今日の東京金は 2464円 ー3円 でした。  今日のところは引き分けというところです。


私は東京金の売りポジションをもっています。値上がりしたら負け。値下がれば勝ち。

2467円で勝負にでました。


毎週水曜日,ユーロ圏の金準備が前週から差し引きどうなったのかという発表があります。

今日の発表では前週から差し引き5700万ユーロ減少。ユーロ圏の中央銀行が金の保有を増やすのかどうかに注目しています。今のところ,金保有を増やす動きが見られません。これも私が売り方針でいる理由の一つです。