3月11日に発生いたしました東北関東大震災におきまして、亡くなられました方々へ哀悼の意を捧げると共に、被災されました皆様およびご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
5月3~4日、僕がお世話になっている車屋の仲間40人と東北へ炊き出しに行ってきました。
3日は仙台でチャリティーイベント、4日は岩手の陸前高田市で炊き出しをしてきました。
山道を下り陸前高田市の平地に出た瞬間景色が変わりました。
ここは海から8キロほど離れた場所です
河口から川を逆流しここまで津波が押し寄してきたのです
涙をこらえるのがやっとで、声もでません。
すぐ後ろは海です、遠くにうっすら見える山まで津波が押し寄せ
そこで止まるのではなく、左右に被害が広がっています。
震災から1カ月以上経ち道路も見えていますが、以前は車一台通るのもやっとだったみたいです。
炊き出しをする広田小学校に到着です。
今回で5回目の訪問なので、皆さん笑顔で迎えてくれます。
僕ははじめての炊き出しで、皆さんになんて声を掛けたらいいか分からなかったのですが
すごく明るい!そして笑顔!っで接してくれました。
多分自分だけが家族や家を失っているのではない、悲しい顔なんてしてられないという気持ちを皆さん持っていて悲しみをこらえているのだと思う。
仲間の一人はお母さん、お嫁さん、8ヵ月の子供を津波で亡くしました・・・
彼はすごく笑顔で元気です、泣いている暇なんてないと言っています。
僕にも嫁と1才9カ月の息子がいますが、その状況で同じ言葉がでるのか・・・
車のモニターでアニメを見ている子供たち
右の車は演歌を流してます。
最後に広田小学校での長老さんからごあいさつ頂きました
長老さんは何度も何度もお礼を言ってくれて、言葉の重みを感じました。
僕は涙をこらえるのがやっとでした。
仮設住宅もかなり出来あがってきていました
一日も早く復興へ進んでいってほしいです。