女子は「大好き」男子は「苦手」…長電話


 気になる異性とメールは気軽にやり取りできても、電話となるとドキドキするもの。でも、付き合ってからしばらく経つと、彼女からの電話を面倒に感じたり、用件だけで済ましてしまうことも…。その一方で、女性は長電話が好きな人が多いですよね。こうした「電話」に対する、男女の意識の差はなぜ生まれるのでしょうか? 

「これは脳の構造の違いによるものだと考えられます。男性は女性より空間認識力が長けている一方で、女性は男性より言語中枢が発達しています。空間認識力とは、対象となる物の距離や方向などを察知する能力のこと。狩猟時代に男性が狩りをしているとき、遠くにいる獲物を目で追って捕まえていたことから発達したと言われています。しかし、男性の現代の獲物=女性と電話で話しても、狩猟本能をかき立てられず、興味が今ひとつ沸きません。つまり、視覚的に女性を認識しないと男性本能が刺激されないのです。『長電話するくらいなら会ったほうが早くない?  』と思ってしまうのは、そのためなんです。

一方、言語中枢が発達している女性は、言葉を発することで、頭の中を整理したり、物事を解釈する傾向があります。だから女性はつまらないことでも、とにかく声に出して話すことが必要。しかし男性は、会話を通じて物事を整理する必要性がほとんどありません。そうした理由から、男性は視覚を通じて女性を認識できないうえ、女性にありがちなオチのない話を聞かされてしまうため、『長電話』を苦手に感じてしまうのです」(恋愛コラムニスト・植田愛美さん)

 たしかに、女性にオチのない話をされて「結局、何が言いたかったのだろう?」と思った経験、筆者もあります…。でも、恋愛初期の頃は、男性も好きな相手との長電話を嫌がりませんよね? 

「それは、男性は電話を『情報伝達のツール』と捉えているため。付き合う直前は相手の気持ちを完全に掴みきれていない分、相手のことを知りたいと思っているし、そもそも相手の『情報』自体が少ない状況。男性も、長電話をすること(=自分のために費やす時間が長いこと)で、相手の好意の度合いを潜在意識的に察知できるので、さほど苦にならないのです。

また、付き合ったばかりのカップルはお互いに知らない部分が多く、気を使ってしまうことが多いもの。恋愛初期で電話を通じて相手に自分のことを伝えることは、ミスコミュニケーションを防いだり、互いの距離を縮めるのに有効な手段となるのです。だから必然的に、恋愛初期は長電話になりがちなんですね」(同)

 お互いに知らないことが多い時期は、男性も相手の情報をより知るために積極的なんですね。でも、あくまで電話は男性にとって『情報伝達のツール』にすぎないから、次第に意味を感じなくなっていくと…。

「そうなんです。しかし、なぜ女性は付き合いが深まってからも長電話を好む傾向にあるかというと、それは電話を『相手の気持ちを量るツール・不安解消ツール』と捉えているから。時間を割いて話を聞いてくれることで、安心するのです。女性の気持ちを大切にしたいのであれば、男性はたとえ長電話が苦手だとしても、対応してあげてほしいですね」(同)

 電話に対する意識の差が男女で違うことは、恋愛で覚えておくべき大切な要素なのかもしれません。次回は、彼に負担を与えない電話のマナーについて教えていただきます!