銀河英雄伝説






第24話 誰がための勝利
◆◆人の信念に関するヤンのコメント◆◆ (ヤンANDムライ)

ムライ
 (救国軍事会議に反旗を翻す者が続出し)中には、事件の当初、クーデターに好意的だった人々も含まれています。彼らの日和見主義も呆れたものですなぁ。
ヤン
 そーでもないさ。固い信念なんてものは、かえって信用がおけんね。だいたい戦争なんてものは、固い信念を持ったもの同士が起こすんだからね。今ハイネセンを占拠している救国軍事会議のメンバーも、自らの正義への信念は誰にも負けないほど固いだろうからね。

◆◆救国軍事会議の最後◆◆ (ヤンVSエベンス)

エベンス
 救国軍事会議議長代理として話がしたい。我々は自らの敗北を知り、無益な抵抗を断念した。この上の攻撃は無用だ。
ヤン
 それは結構だが、議長は?グリーンヒル大将はどうなさったのだ。
エベンス
 閣下は自殺された。見事な最後だった。ヤン提督、我々は銀河帝国の専制政治を打破するために起ったのだ。貴官は、我々を帝国の手先であるがごとく誹謗したが、貴官こそ、帝国の専制の存続に力を貸したことになるのだ。
ヤン
 専制とは、市民から選ばれない為政者が、権力と暴力によって市民の自由を奪い支配することだろう。それは即ち、貴官たちが今ハイネセンでやっていることだ。貴官たちこそが専制者だ。そうではないか?
エベンス
 違う。我々は自己の権力を求めているのではない。政治の腐敗を正すために、他に方法がなかったのだ。
ヤン
 政治の腐敗とは、政治家が賄賂を取ることじゃない。それは政治家個人の腐敗であるにすぎない。政治家が賄賂を取っても、それを批判できない状態を政治の腐敗と言うんだ。貴官たちは言論を統制した。それだけで、帝国の専制政治や同盟の現在の政治を非難する資格はない。そうは思わないか。
エベンス
 いや、少なくとも政治権力を己の欲のためにのみ求めるようなトリューニヒトノのような輩より、遙かに崇高な政治体制を創るために我らは命を懸けていたのだ。その点に関しては、何者にも非難はさせん。我々は正義を欠いていたのではない。運と実力が僅かに足りなかっただけだ。
ヤン
 エベンス大佐。
エベンス
 ヤン提督。せめて貴官にお願いする。我々の死が無駄に終わらぬよう、この国を、同盟の未来を頼む。それをグリーンヒル閣下も望んでおられた。さらばだ。











    これ--------------------------

         ↓ ↓

ヤン
 政治の腐敗とは、政治家が賄賂を取ることじゃない。それは政治家個人の腐敗であるにすぎない。政治家が賄賂を取っても、それを批判できない状態を政治の腐敗と言うんだ。貴官たちは言論を統制した。それだけで、帝国の専制政治や同盟の現在の政治を非難する資格はない。そうは思わないか。


まさしく 日本いや 世界の政治

火事にならないとわかんないかな???????


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