おせち料理

この記事には「独自研究」に基づいた記述が含まれているおそれがあります。これを解消するためにある情報の根拠だけではなく、信頼可能な解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。このタグは2008年3月に貼り付けられました。
御節料理(三段重)
一般家庭で手作りされた御節料理の例御節料理(おせちりょうり)、または正月料理(しょうがつりょうり)とは、節日(節句)に作られる料理。特に、正月に備えて年明けまでに用意されるお祝いの料理(献立)を指す。単におせちともいう。
目次
1 概要
1.1 由来
1.2 内容
2 主な料理
2.1 焼き物
2.2 煮しめ
3 重詰め
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
概要 [編集]
由来 [編集]
節日(節句)には祝事を行い、祝い膳がしつらえられた。この時作られるめでたい料理が、「御節料理」と呼ばれた。
現在では、一般に祝う風習のある節日は正月のみとなった。このため、御節料理とは、前年の大晦日までに作られる、翌年の正月のための料理(正月料理)のみを指すようになった。現代では保存がきく作り置きの正月の料理となっている。
お節料理は、手作りだけではなくデパートや料亭などで購入される例もある。本来は「年迎え」の膳として、大晦日に食べるものであったが、現在ではほとんどの地方で元日以降に食べるのが普通である。ただし、北海道など一部の地方には、かつての名残りで大晦日に食べる風習が残っている[1]。一方、首都圏の113家庭を対象とした調査では、2004年頃から正月だからといって御節料理にとらわれない人も現れているようである。
内容 [編集]
御節料理の基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめである。地方により、三つ肴、雑煮、煮しめの内容は異なる。
このうち、三つ肴と煮しめは、重箱に詰めて供される。一般的には、御節料理とは、献立すべてを指すのではなく、重箱詰めされた料理のみを指す。重箱に詰めるのは、めでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものである(同様の意味合いから、雑煮もおかわりをするのが良いとされている)。
一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が多い。これは、火の神である荒神を怒らせないため、正月に台所で火を使うことを避けるという平安時代後期からの風習により、正月には台所仕事をしないからである。実際には、女性を正月位は休ませるためという意味合いもある。
現在では、食品の保存技術も進んだため、生ものや珍味のほか、中華料理、西洋料理など多種多様な料理を重箱に詰めて供することも多い。また、これらの御節料理を宅配サービスを前提とした食料品店、百貨店、インターネット上の店舗が販売し、買い求める人々も増えている。
主な料理 [編集]
御節料理(関東風)
上図の解説。1:えびの煮しめ、2:田作り、3:煮しめ、4:蒲鉾、5:伊達巻き、6:肴、7:昆布巻き、8:栗きんとん、9:トビコ、10:鯛の焼き物、11:数の子、12:酢の物、13:菓子、14:肴、15:黒豆、16:伊勢えびの焼き物
紅白かまぼこ(奥)と伊達巻(手前)紅白かまぼこ
祝儀用としてめでたい彩りから。元は神饌の赤米、白米を模したもの。
伊達巻
「伊達」の由来は華やかさや派手さを表す言葉で伊達政宗の派手好きに由来することの他、諸説ある。見た目の豪華さで定番となる。巻き物(書物)に似た形から、知識が増えることを願う縁起物。卵焼きやだし巻を代わりに使用する場合もある。
栗金団(くりきんとん)
「金団」とは黄金の団子という意味(金の布団の意味とする地方もある)で、見た目の色合いが豪華で金塊のように見えるところから定番となる。
昆布巻き
「よろこぶ」の語呂合わせから。
お多福豆
文字通り福が多からんことを祈願した。
ちょろぎは黒豆と共に盛り付けられる。紅白なます
お祝いの水引をかたどったもの。
蕪の酢の物
ちょろぎ
植物の根をシソ酢で赤く染めたもの。多くの場合、黒豆と共に盛り付けられる。
酢蓮(すばす)
レンコンの酢の物。
焼き物 [編集]
鰤の焼き物
出世魚である事から出世を祈願したもの。
鯛の焼き物
元は神饌。「めでたい」の語呂合わせ。
海老の焼き物
ひげが長く腰が曲がっている様子が老人を連想させることから長寿を祈願したもの。伊勢海老を使うことが多かったが、高価であるため、クルマエビなどが使用されている。
鰻の焼き物
鰻登りから出世を祈願。ごく最近の風潮。
煮しめ [編集]
くわい(調理前のもの)くわい
大きな芽が出ることから「めでたい」、芽が出る=出世を祈願。また、古くは平仮名の「か」を「くわ」と表したので、くわい=かい=快から、一年を快く過ごせるように。
蓮根
孔が空いていることから遠くが見えるように先見性のある一年を祈願。
牛蒡
里芋
里芋は子芋がたくさん付くことから、子宝を願って。
八ツ頭
重詰め [編集]
江戸時代には御節料理とは別に、食積(くいつみ)という重箱に酒肴を盛り合わせる新年の装飾が行われており[2]、やがてこの重箱に本来、本膳料理であった煮染めを中心とした料理が詰められるようになり、食積と御節の合体化が進んだ。重箱に御節を詰める手法が完全に確立した時期は、第二次世界大戦後であり、デパートなどが見栄えの良い重箱入りの御節料理を発売したこととも言われている[1]。
御節料理の重詰めには五段重を使うが、近年では省略され三段重が利用される場合が多い。重箱に詰める意味は、めでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものである(同様の意味合いから、雑煮もおかわりをするのが良いとされている)。 重箱は上から順に一の重、二の重、三の重、与の重、五の重と数える。四段目が与の重(よのじゅう)と呼ばれるのは四(し)が死を連想させ縁起が悪いと考えられているためである。詰め方は地域や家風によっても異なるがおおむね以下のようになっている。なお、四段重が正式であるといわれる場合もあるが、これは控えの重(五の重)を省略した形である。





この記事には「独自研究」に基づいた記述が含まれているおそれがあります。これを解消するためにある情報の根拠だけではなく、信頼可能な解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。このタグは2008年3月に貼り付けられました。
御節料理(三段重)
一般家庭で手作りされた御節料理の例御節料理(おせちりょうり)、または正月料理(しょうがつりょうり)とは、節日(節句)に作られる料理。特に、正月に備えて年明けまでに用意されるお祝いの料理(献立)を指す。単におせちともいう。
目次
1 概要
1.1 由来
1.2 内容
2 主な料理
2.1 焼き物
2.2 煮しめ
3 重詰め
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
概要 [編集]
由来 [編集]
節日(節句)には祝事を行い、祝い膳がしつらえられた。この時作られるめでたい料理が、「御節料理」と呼ばれた。
現在では、一般に祝う風習のある節日は正月のみとなった。このため、御節料理とは、前年の大晦日までに作られる、翌年の正月のための料理(正月料理)のみを指すようになった。現代では保存がきく作り置きの正月の料理となっている。
お節料理は、手作りだけではなくデパートや料亭などで購入される例もある。本来は「年迎え」の膳として、大晦日に食べるものであったが、現在ではほとんどの地方で元日以降に食べるのが普通である。ただし、北海道など一部の地方には、かつての名残りで大晦日に食べる風習が残っている[1]。一方、首都圏の113家庭を対象とした調査では、2004年頃から正月だからといって御節料理にとらわれない人も現れているようである。
内容 [編集]
御節料理の基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめである。地方により、三つ肴、雑煮、煮しめの内容は異なる。
このうち、三つ肴と煮しめは、重箱に詰めて供される。一般的には、御節料理とは、献立すべてを指すのではなく、重箱詰めされた料理のみを指す。重箱に詰めるのは、めでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものである(同様の意味合いから、雑煮もおかわりをするのが良いとされている)。
一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が多い。これは、火の神である荒神を怒らせないため、正月に台所で火を使うことを避けるという平安時代後期からの風習により、正月には台所仕事をしないからである。実際には、女性を正月位は休ませるためという意味合いもある。
現在では、食品の保存技術も進んだため、生ものや珍味のほか、中華料理、西洋料理など多種多様な料理を重箱に詰めて供することも多い。また、これらの御節料理を宅配サービスを前提とした食料品店、百貨店、インターネット上の店舗が販売し、買い求める人々も増えている。
主な料理 [編集]
御節料理(関東風)
上図の解説。1:えびの煮しめ、2:田作り、3:煮しめ、4:蒲鉾、5:伊達巻き、6:肴、7:昆布巻き、8:栗きんとん、9:トビコ、10:鯛の焼き物、11:数の子、12:酢の物、13:菓子、14:肴、15:黒豆、16:伊勢えびの焼き物
紅白かまぼこ(奥)と伊達巻(手前)紅白かまぼこ
祝儀用としてめでたい彩りから。元は神饌の赤米、白米を模したもの。
伊達巻
「伊達」の由来は華やかさや派手さを表す言葉で伊達政宗の派手好きに由来することの他、諸説ある。見た目の豪華さで定番となる。巻き物(書物)に似た形から、知識が増えることを願う縁起物。卵焼きやだし巻を代わりに使用する場合もある。
栗金団(くりきんとん)
「金団」とは黄金の団子という意味(金の布団の意味とする地方もある)で、見た目の色合いが豪華で金塊のように見えるところから定番となる。
昆布巻き
「よろこぶ」の語呂合わせから。
お多福豆
文字通り福が多からんことを祈願した。
ちょろぎは黒豆と共に盛り付けられる。紅白なます
お祝いの水引をかたどったもの。
蕪の酢の物
ちょろぎ
植物の根をシソ酢で赤く染めたもの。多くの場合、黒豆と共に盛り付けられる。
酢蓮(すばす)
レンコンの酢の物。
焼き物 [編集]
鰤の焼き物
出世魚である事から出世を祈願したもの。
鯛の焼き物
元は神饌。「めでたい」の語呂合わせ。
海老の焼き物
ひげが長く腰が曲がっている様子が老人を連想させることから長寿を祈願したもの。伊勢海老を使うことが多かったが、高価であるため、クルマエビなどが使用されている。
鰻の焼き物
鰻登りから出世を祈願。ごく最近の風潮。
煮しめ [編集]
くわい(調理前のもの)くわい
大きな芽が出ることから「めでたい」、芽が出る=出世を祈願。また、古くは平仮名の「か」を「くわ」と表したので、くわい=かい=快から、一年を快く過ごせるように。
蓮根
孔が空いていることから遠くが見えるように先見性のある一年を祈願。
牛蒡
里芋
里芋は子芋がたくさん付くことから、子宝を願って。
八ツ頭
重詰め [編集]
江戸時代には御節料理とは別に、食積(くいつみ)という重箱に酒肴を盛り合わせる新年の装飾が行われており[2]、やがてこの重箱に本来、本膳料理であった煮染めを中心とした料理が詰められるようになり、食積と御節の合体化が進んだ。重箱に御節を詰める手法が完全に確立した時期は、第二次世界大戦後であり、デパートなどが見栄えの良い重箱入りの御節料理を発売したこととも言われている[1]。
御節料理の重詰めには五段重を使うが、近年では省略され三段重が利用される場合が多い。重箱に詰める意味は、めでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものである(同様の意味合いから、雑煮もおかわりをするのが良いとされている)。 重箱は上から順に一の重、二の重、三の重、与の重、五の重と数える。四段目が与の重(よのじゅう)と呼ばれるのは四(し)が死を連想させ縁起が悪いと考えられているためである。詰め方は地域や家風によっても異なるがおおむね以下のようになっている。なお、四段重が正式であるといわれる場合もあるが、これは控えの重(五の重)を省略した形である。




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