スタメン発表で予想されましたが、柏レイソルは3-4-2-1のサンフレッチェ広島と同じミラーシステムで挑んできた
柏レイソル スタメン
TJ
ジョルジワグネル 工藤
山中 大谷 栗澤 キムチャンス
増嶋 近藤 鈴木
菅野
しかもご丁寧に、ボールを保持してのポゼッション時にはボランチの大谷が最終ラインに落ちてくるところまでミラー
サンフレッチェ広島の最近の試合を研究してきてのことか、塩谷にボールが渡ると前へのドリブルを防ぐため、ジョルジ・ワグネルが間髪入れずに寄せてきた
サイドになるべく起点を作らせないようにしておいて、徹底的に縦パスを奪ってのカウンター狙い
ACLにおいては日本勢で唯一ベスト8に進出し、天皇杯王者で二年前のJリーグチャンピオンの強豪がここまでやってくるとは
この背景には、サンフレッチェ広島と同じシステムで戦っている浦和レッズに、つい先日6失点大敗を喫したことが大きい
対戦順が逆だったならば
との思いも湧いてくる
広島も前半は無理せずに前にスペースが無ければ、ゴールキーパーまで戻し何度でもやり直す
お互いの隙を伺い合うジリジリとした白熱した駆け引きが繰り広げられた
だが、こんな戦いもまた面白い
後半勝負のゲームプラン通り、後半はポゼッションで圧倒したが、計算外だったのは蒸し暑さ
気温こそ23℃ながら、湿度が70%以上
明らかに両チームとも、ここ数戦より消耗していた
ミキッチのトイメン山中は、よく頑張っていたが足がつって無念の途中交代
最後のプレーではミキッチに抜かれながら手で足を止めようとする根性を見せていた(!?)
ミキッチもバテていると思いきや、山中にかわり交替で左ワイドにはいったルーキー秋野を置き去りにしまくる
たまらず、秋野と栗澤(抜かれた秋野のカバーに入ったプレーによる)にイエローカードが立て続けに出される
ミキッチがサイドの攻防で違いを見せつけながら、ゴール付近のプレーやクロスでは違いを見せつけることはできず(定常運転)、試合は結局スコアレスドロー
試合終了と同時に両チームの何人かがピッチに倒れ込む消耗戦だった
このあとチームは、日本代表に合流する西川周作を除き、束の間のオフのあと北海道合宿へ
6月23日に行われる、ヤマザキナビスコカップのクォーターファイナル1stレグに備える
(対戦相手は明日抽選により決定)
ここまでリーグ戦13試合
7勝3分3敗の勝ち点24
優勝した昨年より内容的には安定した戦いが出来ている
・ポゼッションでのミスが極端に少なくなっている
・ボールをロストした際の攻守の切り替えが速く、ファーストディフェンダーのアタックと相手の状況を素早く判断し、プレスかリトリートかの意思統一が確立されている
あとは、アタッキングサードでのプレーアイディアとイメージの共有とアイディア通りのプレー精度
ここが一番難しいのだが、課題はこれだけと言っても過言ではないほど、チームは完成の域に達しつつあるように思う
野球とは違い、同一チームと二回しか対戦が無いので自力だけでは何とも言えない部分が残るが、この方向性で残り試合を戦えば2連覇も十分に可能性があると思えた13試合だった
浦和と大宮と横浜には(ついでに最終節因縁の鹿島にも)、後半戦では必ずペイバックして貰わなければならない