人間関係が複雑だけど、少しずつヒーローとして開花していく姿が見物のマーヴェル作品のドラマです。
ちょっと主人公にあまり魅力を感じないのは、ヒーローものの飽和状態なのかな?
ただただ強くて、正義を重んじるキャラクターではだめなんでしょうね。
そういえば、ヴェノムの予告が解禁されましたね。ああいうアンチヒーローものも最近では欲されてきているんだと思います。
いちおう、MCUのつながりは演出されていて、「アベンジャーズ」のNYの戦い以降、自分には特殊能力があると信じている精神病患者が多数いるというセリフが出てきているのが面白いです。 でも、あの拳だけで戦うつもり??
アジアがメインストリームに組み込まれており、剣道とか、空手? なども多彩に披露される。 武士道って言葉も使ってます。
そして、こういう作品だとおざなりになりがちな細かい演出をしっかり捉えているのは好感が持てます。
その一つとして、刀を鞘にしまう前の「血ぶり」。納刀の際にしっかりしないといけない事なのでちゃんと描かれていてびっくりしました。
ただ、アジア!!っていうと、まぁ主人公が男性なので、格闘系女子が大抵出てきますね。
「センス8」でもサンは達人級のテコンドー選手でしたし、今回もかなりストイックだけどマネーファイトしちゃうアジア女子出演。
ハリウッドのオーディションをする際に、白人だったら武道のスキルなど必要じゃないと思うんですが、アジアキャラだとマストなんでしょうね。
「ヒーローズ:リボーン」に出演していた祐真キキもそんなこと言ってたような気がします。 「武道」が出来ないとオーディションに受からない。
どうやってもやっぱりステレオタイプな演出にはなってしまうと思いますし、必要とされるキャラクターがおのずと決まってしまうのは、仕方ない事なのでしょうかね? それでも多様性に関しては努力している方なんだと思います。
まだ途中なので、全体の評価はまたあとで。