mother! (2017)日本での公開中止と映画の鮮度について。 ネタバレ | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

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映画の感想が主ですが、たまにゲイアプリでの出会い報告もやってます。その時は(ゲイ話題)と書きますので、ゲイに対して理解のない人には、そっとページを閉じてくださいね。

 

 

 

驚きました。 何がダメだったんだろう? 宗教的不寛容? それとも来年公開予定だった日本でさらに論争が再発するのは嫌だったんでしょうか?

 

 

公開中止なので核心に触れますが、日本でのヒットが望めないと考えたことも原因の一つなんじゃないかって思います。 なぜなら聖書の物語ですからね。

 

 

 

アダムとイブ、カインとアベル。禁断のリンゴ。 これらが何の説明も無く登場して、話が展開していきます。 僕も全然知らないから それが「モチーフ」だったの?と後から気が付いて納得する程度の理解力しかなかったですから、それを日本で上映しても僕と同じ感覚を持つ人は多いと思います。

 

 

 

あとはラストのドッカーン。 あれ、なんとなく核戦争を想定している感じでもありました。陰謀論的に嫌な見立てですけれど、1月の公開するときに何か北朝鮮関連でアメリカが模索しているのかもなんてね。

 

 

 

「米パラマウントの意向」って理由らしいですけど、意向に応えられちゃうぐらい公開が遅いから従わざるを得ないんですよね。 例えば、世界中で大ヒットした作品が日本で公開する頃に、主演している俳優が不祥事を起こしてたりしてしまったら、公開どころじゃなくなります。 同時に公開していれば、観る機会があった映画だとしてもですよ。

 

 

 

DVDリリースだと、完璧に話題性を削がれてしまいます。そもそも、日本での公開予定が、他の国に比べて3~4か月も遅れていたのも原因だと思います。 なんでそんなにいつも遅いんでしょうか?

 

 

 

旬の食べ物にこだわりがあるとか日本人は味覚にうるさいとかさんざん繊細さをアピールしているのにも関わらず、映画の旬に関しては疎いんですね。 (そりゃ早く公開しろ!と言ってる人も多いです)

 

 

 

この時期だから美味しい食べ物です。って言われたら食べたくなるのと同じ、映画にも鮮度ってあると思うんですよ。 そこを無視しているのか、鈍感なのか。。。 「モンドセレクション」受賞してから売りに出しますと言ってるような配給会社なのかは知りませんけどね。