ブリッジオブスパイ  2015 | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

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映画の感想が主ですが、たまにゲイアプリでの出会い報告もやってます。その時は(ゲイ話題)と書きますので、ゲイに対して理解のない人には、そっとページを閉じてくださいね。


久しぶりの映画鑑賞。 最近長い映像を見るのが億劫になってきました。



今回見たのは「ブリッジオブスパイ」



トムハンクスXSスピルバーグXコーエン兄弟というビッグネーム製作という事で期待はあったものの、



しかも、歴史もの。 眠気をこらえて観る覚悟をしました。 でも、その心配はなかった。



時は冷戦時代。 スパイが暗躍していたころ。



アメリカに潜んでいたスパイが捕まるところから話がスタートする。



その弁護を務めるのが、トムハンクス演じる ドノバン弁護士。



民衆はスパイを「死刑」にすることを望んでいたが、人権をもっとも重いものとして見るドノバンの弁護によって、30年の懲役になる。



やっぱり敵の見方をするというのは、民衆の敵になりうる。 



家まで襲撃されるドノバン弁護士家族が描かれることが真に迫るものを感じる。



今の世の中でも同じなんだよね。



そして、予測通りソ連側に拘束されるアメリカのスパイ。



スパイを交換するという任を依頼され、一人ベルリンへと向かうドノバンであった。。。という話



「ブリッジオブスパイ」と称される橋があるのは、グリニーカー橋。ベルリンとポツダムの境界線。



映画を見る限り、そんな辺鄙なところには見えないんだけども。



西ベルリンとブランデンブルク州(東ベルリン)をつなぐ橋で、もっとも警備の厳しい橋だったらしい。



数多くのスパイ交換が実際に行われていたらしい。




それよりも気になるのが、ドノバンが使っていたSバーン。。。



ベルリンの壁を通過しているんだけど、あれはどこなのかなぁ。




と、ちょっと調べてみると、フリードリッヒ通り駅までは西側のSバーンが運行していたらしい。




ってことは、そういうことなのかな? でも、その経由で考えるとシュプレー川が国境だっただけに、あの壁を越えようとして殺されてしまうという衝撃のシーンをどこで観たのか?が気になる。




NYでも電車を使うシーンがあるのは、このシーンとの対象にあるんだろう。




そんな激動の世界を生きた人々の話は、映画という媒体で知ることができるのは有意義。





スピルバーグのまた良い映画を観ることができて光栄に思う。





そして、こういう役はトムハンクスでしか演じられないだろう。とも痛感した。