映画館鑑賞記録(2016/3) | Jのブログ

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映画とか、たまに好きなこと、好きなように、書いてみるつもりです。













タランティーノで幕を開けた三月は週末出張で留守にしては、平日に代休取って映画館巡りのパターンを繰り返してました。

ヘイトフル・エイトを観た頃はまだガッツリ雪があって遠い昔の事のようです。

舞台となったどこか垢抜けない雪山の雰囲気が夕張とすごく似てると思いました。撮影時にタラちゃんがそう思ってくれてたら嬉しいな。









先月は見応えのある作品が多くて、出来れば単体でブログを書きたいものばかりでした。

サウルの息子は特に強烈でした。希望とも絶望とも取れるラストの儚さは、世界中でこの映画を観た人に対する問いかけのような気がします。





キャロルはルーニー・マーラの泣きの演技に脱帽。あんな涙を流せるひとはそんなにいません。

車の中のシーンが多かったけど、車窓からは雨や土埃の汚れや光の反射で、いつも外の景色が綺麗に見えないのが気になりました。何かを意図した演出なのかな。







ドリームホームもディーパンも負けじと強烈で面白かったんですが、さほど期待してなかったザ・ブリザードが映画らしくって満足度高かったな。

クリス・パインとケイシー・アフレックの二人がダブル主演と言っていい映画ですが
、脚本がしっかりしてるので二人の物語が両方楽しめる作り方になってました。





期待値以上に楽しめたのは、砂上の法廷。ジョン・ウィックのようなアクションはありませんが、キアヌはさらにキレが戻った気がします。

息子役を演じたガブリエル・バッソ君が上手かったな~。








期待値以上といえば「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」も心地好い満足感が広がりました。

食傷気味かと思われたダイアン・キートンとモーガン・フリーマンの演じる夫婦がとっても新鮮で、仲の良い二人が羨ましくなりました。





話題沸騰「リリーのすべて」は美しさが際立つ映画でした。まずコペンハーゲンの美しい街並み。いつかデンマークは行ってみたいです。








そしてアンバー・ハードのフェロモンが匂い立つ美しさ。衣装も素敵でした。もっと絡んでくる役柄かと期待しましたが、花を添えた感じだから良かったのかも…





エディ・レッドメインは女装姿もそこそこ美しいですが、やはり何と言ってもスーツやタキシード姿が美しくて、特に体の真横から引きで撮るショットが完璧。







リリーと同じ日に観た「人生は小説より奇なり」ですが、観終わった直後の満足感はこちらの方がむしろ上回りました。

途中に撒いた伏線を絡めとる、いよいよ終盤の構成が見事でした。ラストカットとても気に入っています。

原題はLove is Strangeですが、男とか女とか関係なく、愛するとは、とても単純(シンプル)な行為なんだなとピュアな気持ちになれました。





そして、充実した三月を締めくくったのはオデッセイです。札幌での公開最終日はレイト一本のみの上映。

娘にその事を伝えたらうまく餌に喰いついてきたので、久しぶりにデートに連れ出せました。




僕は二度目だったけど、すんごく楽しめました。やっぱり面白い。一回目より色んな発見があって楽しかったかも知れないです。

ジェシカ・チャステインが地球の彼氏から貰って大喜びしてたプレゼント、最初観たときは分からなかったけどABBAのポスターだったんですね(笑)





娘はスクリーンで観れて本当に良かったと感謝してくれました。

今まで勉強が役に立つイメージが持てなかったけど、学ぶこと…知識の大切さが実感出来たみたい。

それにNASAみたいに頭の良い人達の組織(集団)が持っている雰囲気…

知性や教養が醸し出す会話、尊敬と思いやり、ポジティブシンキング、行動力、チームワークなんかに憧れたみたい。

努力して学習して掴むもの、掴んだ先にあるもの、自分の将来の姿、未来。

映画全編を通じて、そしてマッド・デイモンの講義内容、最後の全員挙手から、そんなことを感じてくれたみたい。

連れてって良かったな。





53.ヘイトフル・エイト
54.SHERLOCK 忌まわしき花嫁          
55.ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
56.ドラえもん 2016 新・のび太の日本誕生
57.ビューティー・インサイド
58.マネーショート 華麗なる大逆転
59.サウルの息子
60.Mr.ホームズ 名探偵最後の事件
61.キャロル
62.星ヶ丘ワンダーランド
63.ドリームホーム 99%を操る男たち
64.愛しき人生のつくりかた
65.ディーパンの闘い
66.ザ・ブリザード(IMAX 3D)
67.エヴェレスト 神々の山嶺
68.ちはやふる -上の句-
69.家族はつらいよ
70.砂上の法廷
71.母よ、
72.シェル・コレクター
73.リリーのすべて
74.人生は小説よりも奇なり
37.オデッセイ(2回目)

※スクリーンでの鑑賞順
*ナンバーは2016通算カウント
*ただし2回目以降の鑑賞は前回番号標記

(2月の鑑賞記録はこちら↓↓)

http://s.ameblo.jp/kingofjll/entry-12126912678.html

(1月の鑑賞記録はこちら↓↓)

http://s.ameblo.jp/kingofjll/entry-12113771460.html

(おまけ)