ああ…。
どうしよう。堪らなくラーメンが食べたいよう。

うう~。

さっきテレビでラーメン見たせいだきっと。

味わい深いスープ。コシのある麺。ゆで卵なんかのせちゃったりして…。

くっはー。たまらん。
まぁ貧乏舌だし、味のどうこうなんて殆どわかんないんだけど。

やっぱりラーメンは夜が似合うなぁ…。

まぁそれも今が夜だから言ってるだけだけど。

あああああ…。

せめてインスタントだけでも買っておくべきだったか。不覚。

運良く外を屋台が通らぬか。否、そんな都合の良いことなど…。
ならばこちらから動かねばなるまい。

さぁ。ラーメンを食べに行こう。


…なんて堪え性の無い男。
やっぱりな。やっぱり起きたか…いや、起こした側でもあるのか。

帰省中の皆が再び戦場に戻る時に起こるアレだ。

関係ない者には関係ないが…今日、県を跨ぐくらいの移動をした者はほぼ全員が出会い、溶け込むのでは無かろうか?

今、県を跨がんとして電車に揺られる私も四方を人に囲まれた状態であることは自明の理である。

このあと新幹線に乗り込む事になるのだが…乗ることが出来るかすら定かではない。

なんとか出来ぬか…。
いや、今自分が置かれている状況に鑑みるとそれは不可能だろう。

そんな考えを巡らせている間にも車内の温度は上昇の一途を辿っている。

いやはや…人間には上昇志向があるとは聞いていたが、まさか車内温度まで上昇するとは。

しかも前に立っているオジサンが場所移動した瞬間に見えた非常にチャーミングなお嬢さん。

これは否が応でも体温が上昇するというもの。

まぁまさかこんなブログを書いているとは、お嬢さんの方は夢にも思っておるまい。


あああ…また大量に人が乗って来る…。


あと少し…そう自分に言い聞かせ、僕は自分の中にある「我慢」というカードをきった。

今日一日部屋から出なかった。


なので夜になって少し出てみようかと、散歩がてら近所の本屋に出かけてみる。



本屋に入り、雑誌類や一般的な小説、ライトノベルから漫画、攻略本など物色し、雑誌を一冊購入す。勿論、ファッション誌ではない。


小腹が減ったのでうどん屋に入り、きざみうどんを食べながら先程購入した雑誌を読みふける。


そうして心身共に満たされた状態で駅前の散歩を開始したのだ。



散歩をすると思う。こうして一人てくてく歩くのも悪くない。


実に気持ちがいいものだ。


そうだな、明日は歩いて学校に行こうか。なぜか前向きな気分になった。


・・うん。三次元も悪くない。