金沢旅行、初日のディナーは、
「レストラン エンヌ(Restaurant N)」
金沢市本町にあるフレンチレストラン。
金沢駅から徒歩15分の便利な場所にあります。

金沢は、yarn、レスピラシオン、エンソ、ノトなどフレンチやイノベーティブの素敵なお店が多い都市。
今回は、その中で未訪だった、こちらに😊

地元食材や国産食材に拘り、生産者の声を聞きながら、メニューを組み立てる。生産者と料理人、お客さんの3つの調和が必要だと言われていました😊
お料理も美味しかったし、とっても素敵なお話しも聞かせてもらい、1度でファンになりました。

ディナーコースは、税込み14,300円のみです。
(+サービス10%)

コースの詳しい内容と感想は、いつものように写真のキャプションを読んでくださいね😉

少々長いのでお暇な時に😌

石川県金沢市本町2-1-2 1F
076-213-8118
完全予約制、水曜定休
12:30〜(金土日のみ) 18:30〜


アミューズ。右側から

①しめ鯖のリエットとクリームチーズをごまとプレーンの最中で挟んだフィンガーフード。

②安曇野放牧豚の生ハム17ヶ月。
③サーモンのリエットを竹炭の衣で揚げ、アイオリソースを上から。

①しめ鯖のリエットが良いお味、そして最中の感じが、バッチリ香ばしい。
②生ハムは、海外のものと比べて、脂っこさと塩味が抑えてあり、口溶けも良く美味しかった。
③サーモンが美味しくアイオリソースと合ってます。サーモンの中にはディルのアクセント。

上々のスタートです😋

まずは、シャンパンで乾杯

シャンパンは、ルクレール
香りが華やかで、バランスの良いお味でした。
ムニエ40% , ノワール40% , シャルドネ20%


前菜1

スジコから2%の塩で作ったイクラをシェリー酒でマリネ、横にはキュウリとディル、その下にはポワロねぎが入ったフラン。

イクラの塩加減が良く、フランと合わせて食べると、マッチしてます。ただ、僕はキュウリとディルは苦手なので、なくても良かったかなぁ…。


前菜2

アオリイカを昆布と合わせマリネし、タルタルに。
自家製カラスミ、カリフラワーのソース、イカ墨のソース、茄子のチップ。

細工されたイカが、ホロリとほどけます。和食で言うイカの昆布締めのイメージ。それに2種類のソースが、どちらも合っています。茄子のチップの食感のアクセントもグッド👍

ここで白ワイン

リースリングワインでした。


前菜3

能登のカジキマグロのミキュイ、自家製のふりかけ、フライドオニオン、山葵菜、ワカメ、紅くるり大根。
山わさびのソースとビーツのソース

ミキュイ、驚くほどしっとりと滑らかな食感。旨いです😋そして、またもや2種類のソースが良いですね。特に山わさびのソースがぴりりと合ってました。
自家製ふりかけ、フライドオニオンのアクセントもにくいですね😊
(紅くるり大根は、酸性になると赤くなる大根。)

珠洲焼きの食器がとっても素敵でした。

北海道興部(おっこぺ)ノースプレーファームの発酵バター、珠洲のクリスタル塩と炭塩。

このバター、とっても美味しかった。残りを持って帰りたかったくらい😆


ブレットスタイルのミニバケット

前の「レフェルヴェソンス」に訪れた時に初めて知ったパン。とっても美味しくて好きです。


前菜4

天然舞茸と加賀蓮根の饅頭、バイ貝の煮込みとスープ

天然の舞茸は、各地1週間程度。味が濃く、普通の舞茸よりもパンチがあり美味しい。そして、バイ貝のスープが激うま😋。根昆布のアクセントも良いです。
レンコン饅頭は、レンコンのシャキシャキ食感を少し残したところがグッド👍

器は、白い九谷焼。マットな感じが素敵でした。

この後は、スパークリングワイン

大分の安心院スパークリング、シャルドネ100%
キリリとして美味しい。美味しかったので、お代わりしました😋

メインのお魚料理

金沢港の甘鯛の鱗焼き、春菊と甘エビの出汁。

鱗焼きは、もちろん皮目パリパリの身はしっとり。
美味しい甘鯛でした。そして、甘エビの出汁が抜群。春菊のグリーンと合わさると、ほんのり苦い味変。
良いアイデアです💡

器がとっても熱くしてありました。

分かりにくいですが、中から春菊のソースが現れたとこです😆


リュスティック

こちらもブレットスタイルのパン。もちもちして美味しいです。


メインのお肉料理は、能登牛のシンシン


炭で焼いただけなのに、このレベルの柔らかさと旨味。凄い😳。ジュのソースも旨い。そして、根パセリのピューレが爽やかに味変。さらに付け合わせは、
2年間熟成のメイクイーンを茹でたもの。こんなジャガイモ食べた事ないって言うくらい美味しかった😋
びっくりしました。

能登牛のポテンシャルも高いのだと思いますが、焼き加減とソースと付け合わせのバランスが抜群👍
素晴らしいお料理でした。


〆のリゾット

新潟の香箱蟹のリゾット。いしるでマリネしてあります。その横には濃密たまご、上にはマイクロルッコラと赤紫蘇と水菜のアクセント。

金沢では、まだ解禁になっていない香箱蟹。食べられて良かった〜😊美味しかったです。
麦ご飯じゃなかったら、もっと良かった。←個人的に麦ご飯が苦手です😌

デセール

和栗のモンブラン、加賀棒茶のアイス。これに、能登栗の身を粉末にしたアイスパウダー、ショコラパウダー、いちじくの葉のパウダーがかけてあります。

いちじくは、能登産の黒蜜姫。フレッシュとセミドライの2種類。いちじくと加賀棒茶のアイスが合うんですよ。さらには和栗のモンブランが良い味を足してます。まさに足し算の妙😋

コーヒー

こちらも、白い九谷焼。森岡希世子さんの作品。飲み口が薄くて、コーヒーが美味しく感じられます。


ミニャルディーズ

チョコのテリーヌ、カヌレ、フィナンシェ


テリーヌは、濃厚。チョコずきな人には喜ばれそう。カヌレは、焼きも良く美味しい。フィナンシェは、硬くてしっとりしていないです。


この日は、○○回目の結婚記念日。

何回目かは、秘密です(笑)😆

予約時に、伝えてあります。


お腹いっぱいだったので、お土産にしてもらいました。素敵な箱😊



ドリンクメニュー


最初のテーブルセッティング右側


左側



途中のカトラリー


スタイリッシュな内観。

スタイリッシュ過ぎて、レストランらしくない感じもします(笑)😆

唯一、苦手だったのが、椅子が揺れる事。食べる度に気になってしまいました😌


玄関です。


大きなネームプレートもお洒落。