2016年8月9日に訪問
アメブロを始める前に旅行したシリーズ 東京編

東京旅行3日目のディナー
「sincere(シンシア)」を訪れました。
北参道にあるフレンチレストランです。

オープンキッチンに、演出のあるお料理、ちょっとフロリレージュを思わせる感じのお店でした。

お料理の好みも、とっても合ってました。美味しかったです。「バカール」時代から行きたいって思っていて、なかなか予約が取れなかったお店。

バカールを1度閉められて、新しく始められたシンシア。素敵なお料理達でした。機会があれば、再訪したいと思います。

1品目:北海道厚岸より届いた牡蠣。とってもミルキーな味わいです。上の2つを取ってもらって食べ牡蠣のムニエル。

ベルモットのクリームソース、岩のりチップ、春菊、赤紫蘇を乗せ、液体窒素で凍らせたフレッシュレモンとバターの粉末をかけます。いろいろな味が混ざりあって、複雑だけど美味しいお味。今まで食べた牡蠣料理の中で印象に残ってるベスト3です。

最初の前菜を食べ終わり、お皿を片付けると、下からメニューが。ちょっとした演出ですが、嬉しいですね(^^)

パンはこの中から、好きなだけ選べます。

この後、4品目に出てくるお料理の準備段階を、少し見せてくれます。これにお水をかけて蓋をして蒸します。石が熱してあります。

2品目:バカールからの定番、5つの味のトマト。上に挿してあるローズマリーの苦味、トマトの酸味、下に敷いてあるキャラメルの甘み、塩味、コショウの辛味を同時に味わいます。複雑だけど美味しい。初めて食べたトマト料理でした。

3品目:カリフラワーと塩水ウニの冷製。ハマグリの泡、ツブ貝、ハマグリ、ラタトゥイユが中の層に入ってます。この組み合わせも初めてですが、とても美味しかったです。ラタトゥイユは、ちょっと苦手です(笑)

先ほどのパンと自家製バター、少し味噌がまぜてあります。

4品目:手長海老の海藻蒸しと野菜で菜園仕立てに。バカールで定番だったカニ味噌のバーニャカウダとアメリケーヌソース、2種類のソースでいただきます。
お野菜も色んな種類があり、それぞれ美味しい。オイスターリーフ(本当に牡蠣の味がしました。)、オクラの花、小かぶ、ロマネスク、トウモロコシのスプラウト、水ナス、アスパラ、コリン、金時いも、ラディッシュ、ズッキーニなど。

メインのお魚料理:今日のお料理の中で1番好きでした。
和歌山の甘鯛をクラッシックなパイ包みにして。
たい焼きの様なパイの中に甘鯛とホタテが入っていて、アメリケーヌソースで食べます。付け合わせには、アオリイカ、ムール貝、ルッコラのスプラウトなどです。

中を開けるとこんな感じ。ホクホクの甘鯛がアメリケーヌソースととっても合います。抜群に美味しかった。

進化した5つの味のトマト。前菜で出てきたトマトの新バージョン。美味しい。

メインのお肉料理:今帰仁アグー豚のグリル。これを今から取り分けます。この辺のプレゼンテーションもフロリレージュと似ています。

切り分けたアグー豚 ツルムラサキ だだ茶豆
スナップえんどうのスプラウト、ジロール茸、モリーユ茸、おこげ。アグー豚美味しかったけど、最近フレンチ行くと豚が多くて、ちょっと飽きてます。

アヴァンデセール:ヨモギのミルクアイス、ライ麦のクランブル、グレープフルーツ、マーマレード、日本酒のサバイオンソースのムース


メインデセール:バラの花とベリーのアイス。液体窒素をかけながら崩していきます。
チョコには、コショウ、塩、生姜が入っていて、とっても美味しかった。甘さ控えめで、好きでした。


プティフール:手前のはチョコをスコップで小さい器に取ります。ドングリの形をしたマロングラッセと栗のクリームのマドレーヌ。アーモンドのブールドネージュ。

チョコを取った器と紅茶を入れた器。

お土産は、5つの味のトマトのマカロン。

お肉のナイフは、好きな物を選ぶタイプです。龍泉をチョイス。切れ味抜群です。

メニューは、こんな感じでした(^^)

昨日のカンテサンスとほぼ同じ料金です。お料理は、シンシアの方が好みに合ってました。ホールのサービスは、カンテサンスのが洗練されていて素敵かな。

でもシンシアも近いうちに予約取れなくなる予感はします。今日も7組で満席でした。

ただ、7組もお客さんがいて、ギャルソンが1人だと少しバタバタしています。