蛍散歩2019(散歩6/8) | 小早川秀秋日記 ~ボクはここにいる~

小早川秀秋日記 ~ボクはここにいる~

古戦場の町関ケ原の史跡ガイド・観光案内・歴史語り部の関ケ原組創設者関ケ原おもてなし武将小早川秀秋。
2018年3月をもって一旦関ケ原を去りました。(2017/11/22日記参照)
関ケ原組からの嫌がらせと脅迫により現在定期活動はしておりません。
※写真の加工・無断転載禁止

土曜日は古戦場の蛍散歩ご参加ありがとうございました。
何とか晴れましたが少し早かったかな。
例年なら蒸し暑い時期なのに寒くて蛍もちらほら寂しげに瞬いておりました。
今年は遅いかもしれないね。


長浜の近世城下町ふるさとまつりを終え、関ケ原へ。
朝は細かい雨が降っていた関ケ原も青空に。
ただし、寒ーい!!風強ーい!!



夕方

明るい内に蛍場へ移り暫し待つ。
蛍は光に弱い生き物だ。
人が持ち込んだ明かりで瞬きの間隔が狂い夫婦になれなくなる。
蛍は西と東で瞬きの時間が違うんだ。だから東の蛍と西の蛍は夫婦になれない。
そのくらい瞬きの時間、間隔というのは蛍にとって大切なんだ。
人が持ち込んだ明かりで光る時間が狂って子孫を残せなくなる。
かめらの光なんてとんでもない話だし、すまほの面の明かりすら冗談じゃない。
きちんとしたかめらでないと蛍は撮れないものだし、撮るべきではない、そういうものなんだ。

だから明るいうちに場所へ行き待つのが良い。
足元を照らす松明、篝火もよろしくない。
駕籠も少し離れた所に停めよう。
とにかく人が持ち込む光は蛍にとっては災いでしかないんだ。

そのくらい繊細な生き物。それが蛍だ。
古戦場の蛍に会いに行くのならその辺は守ろうね。

例年なら居るはずなのにちらほら。
去年は観に行っていないから分からないが、新しい道が出来たことも居ない要因かもしれない。
今年は桜の時期も寒かったよね。季節が少しずつずれている気がするな。

蛍に会いたい方は空気がむわ~とした晴れた日が良いと思うよ。
うまく合えばかなり多くの蛍の舞に会えるはず。
古戦場に舞う蛍、その目でご覧あれ。