モンモデル 1/35 TS-026 アメリカ主力戦車 M1A2エイブラムス SEP TUSKI/TUSKIIの製作記2回目です。
説明書に従って組み立てていきます。
エッチングが少ない代わりに細かいプラパーツとパーツ数自体が多いので、加工は大変ではないですが時間はそれなりにかかります。
また、細かいプラパーツは接着面が小さいので触っているうちにポロリと外れてしまうこともしばしば。
ですが、モールド等のディティールが精密なので作っていてかなり楽しいです。
パーツの精度も良いので（少し多めの）バリとパーティングラインを削るだけでサクサク作れます。
逆に、モールドが細か過ぎて（タミヤのようにディフォルメされてないので）モールドなのかパーティングラインなのか判断が付かない部分がありました。
他のモンモデルのキットもそうでしたが、裏面にデカい押し出しピンが付いているパーツが多く、組立に影響するのでしっかり切り取ります。基本的には見えない箇所にしかないので処理は簡単です。
タミヤのキットとは違い、車体上面の滑り止め加工や溶接痕が元々モールドされていて、私程度のレベルでは追加加工の必要性は感じませんでした。
寝ている状態の取っ手等を彫りこんだ程度です。
トーションバー式のサスペンションは組み立てやすくスムーズにビヨンビヨン動きます。
サイドスカートを付けたらほとんど見えなくなってしまう箇所なのに、細かいモールドが入っていたり小さいパーツが付いていて、この辺のこだわりが実車はこうなっているんだぁ、と思えて作っていて楽しいです。
そういえば、このサイドスカートの瓦形の爆発反応装甲タイルの裏側にもほぼ見えないのにモールドが入ってましたね～。表面にも0.1ミリぐらいのボルト？のモールド入ってます。歳のせいかよく見えないですが(笑)
この2個の車輪を組み合わせて作る転輪の間（2ミリぐらいしか隙間がないのに）にもしっかりモールドが入ってました。
後部のエンジン排気口にもうっすらとパーツ番号？のモールドが。
そんなこんなで組み立て終わり。
組み合わせは全体的には良いんですが、サイドスカートと車体後部のエンジン排気口がなかなか合わなかったので、若干削って接着剤塗ってはめ込み→マスキングテープで固定して固着してます。
また、八角形のペリスコープのクリアパーツ８個のはめ込みが一番キツく、結構削ってからはめ込みました。
砲塔上のクリアパーツは接着前にマスキングゾルでマスキングしてあります。
小さいマスキングを20箇所ぐらいにしないといけないのでちょっと面倒。
砲塔のシールドや前面ライト、テールランプのクリアパーツは接着せず、別途塗装後に付けようと思います。
クリアパーツの接着には「セメダイン CA-089 ハイグレード 模型用セメダイン」を使ってますが、固まると透明になりパーツが白くならないのでオススメです。硬化するまで少し時間がかかるのと接着力があまり強くないのが難点ですが。
主砲はモナカ状なので合わせ目が目立ちますが、パーツの合いが良いので、接着剤塗ってくっ付けて固定後、サンドペーパーで削るだけで合わせ目消せました。
あと、主砲付け根のエッチングパーツの板状の防盾カバーの取り付けが、テープでくっ付ける指示になっているのはびっくりしました。こんなの初めて(笑)
テープで付けることにより、砲身を上下させた時に一緒に動くようになってます。
履帯の組み立ては接着不要だし冶具も付いているので作りやすいのですが、ゲート痕が若干目立つ箇所にあるのと、片側81枚作らないといけないのはちょっと面倒でした。それでも他社の連結履帯よりは全然ラクです。
接着不要でもパーツがパチっとハマり、後から外れるようなことはありませんでした。
ただ、履帯毎の隙間があまり無いので塗装後は動きがかなり悪くなりました。
うーん、機銃や砲塔のシールドはまだ付けてないし、未塗装だけどカッコよい
トーションバーサスやハッチ等稼働部分も多いし、組んでいてとても楽しいキットです。
次は塗装に入ります。
では、また！
