Enter the Dragon
燃えよドラゴン
主演した【危機一髪】【怒りの鉄拳】が香港映画史の記録(当時)を塗り替える大成功となり、一躍スターとなったブルース・リー☆
所属のゴールデンハーヴェスト社から絶大な支援を受けて【ドラゴンへの道】を完成… させる前にハリウッドから舞い込んだ企画が、この【燃えよドラゴン】やったのね
😃
やっぱ ”哲学” が作品を支配しとるのが⭐️
てか無名な頃のサモ・ハン・キンポーやジャッキー・チェンが少〜し相手しとるってのは有名?
しかも現代のMMA(総合格闘技)を予見してたかのようなオープンフィンガーグローブ装着‼︎
てか
スクリーンから溢れ出るオーラというか、なんちゅーか、そういうのに一発でヤラれましたね‼︎
7歳? 8歳?
😅
そりゃ、こんなにも判り易い「こんな男になりたい!」を具現化した存在なんて、そうそう御目にかかれませんでな☆
スティーヴ・マックィーンやマルコム・マクダウェル同様、魂にしっかと刻み付けられましたわ☆
今でも覚えとりますよ…
連れてってもらった映画館の薄暗い中で震えながら鑑賞した事を‼︎
確かに「同じ東洋人」というのがポジ作用したのは間違いないけんど、まぁそういうのを超越したパンチありましたわなぁ★
ただし…
これはやはり、ハリウッドによる毒抜きならぬ灰汁抜きが為されとる面があるのは否定できんので、そこんとこは減点かな?
😅
でも、【ロード・オブ・ザ・リング(はい!俺がこの ”邦題” が気に喰わんのは有名やね)】の亡霊軍団みたいに雪崩れ込んでくるポン中の連中やハン配下な雑魚たちの大半が『地元で調達した ”本物たち” 』なんで差し引きゼロかな☆
てか
そもそもハリウッド側はジョン・サクソンを主役にして撮影するつもりどしたが、いざ始まるとリーのワンマンショーと化し、それがまた凄いって事で以降は香港側の主導で最後まで突っ切ったらしい!
まぁ、それぐらいの個性というか主張がなけりゃ… な話ではありますが★
この作品が世界で公開された時、既にリーは死んどりました★
彼が熱望してた世界への扉が開いた瞬間に、まるで悪魔との取り引き代金と言わんばかりの展開(映画【エンゼルハート】を思い出せ!)となったのは子供ながらに唸るしかござりまへんどした‼︎
彼の息子ブランドンは更に…
😢
でも、その影響の大きさは派生作品の製作が止まんのが何よりの証拠やし、その実戦を想定した内容は「現実を動かせた」と思うぞ!
Game of Death
死亡遊戯
リーが【燃えよドラゴン】撮影後に急逝した為、ゴールデンハーヴェスト社(現在はオレンジスカイ傘下)… というよりも社長レイモンド・チョウの大号令の下、既に撮影済みだった塔での戦闘シーン(そこもガッツリ編集)と現存してた ”ありったけの映像とソックリさん(若い頃のユン・ピョウとか)” を配置、ロバート・クローズをハリウッドから招聘して本来の脚本を「リー1人で立ち回ってる」かのように改変&過去画像の網羅で超強引に仕上げたハッキリ言ってとんでも作品なのは間違いないどす‼︎
😵
でも、後付けされたストーリーはアレとして、その格闘シーンのコンセプトが20年30年後に『総合格闘技〜MMA』として発展させ、今なお進化させてる最中やというのに全然古臭くないのは驚きであり、また1人のファンとしてワクワクを維持できた原動力でもありまんにゃわ✴️
普遍性…
俺が魂を捉われる最大の理由は正にそれであり、それは音楽や美術なんかでも同じだす!
これを初めて観たのが12歳…
まだ大人やないけど、まぁ呆れた&そうまでして作品を完成させた執念には驚かされましたが、リー本人が登場してからは満喫でしたわ☆
でも、後年「撮影済みだった内容というのは完成された作品とは全然違う」ってのを噂で聞いた時にショックでね★
じゃ、どんな内容やったのか⁉︎
凄く観たいけど観れなくて悶々やったのさ
😐
だからDVD買って特典映像を観た時の衝撃は筆舌に尽くしがたいもんがあったのは本当や!
その…
完全削除されていたシーンがこれなんどすが
もう、ほぼ後年にジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーがやってたのと同じ‼︎
というのも…
本来のストーリーは『韓国にある謎の塔』で複数の格闘家たちが ”お宝” 目指して頂上へ… でも各階には…
だったらしい!
時代劇やら、格闘なしのスパイものやら、リーが構想してたらしい作品の数々は永遠に封印されてしまいやしたが、この映画を観る事でその片鱗が少しでも伺えるのなら、こんなのでも製作された意義はあったと言…
そういえば
【死亡の塔】という、更なる続編が製作されやしたが、既に出涸らしとなった状態で無理矢理に製作されたもんやから、まぁその中身といったら!
😡
The Way of the Dragon
ドラゴンへの道
【危機一髪】【怒りの鉄拳】から続く三部作みたいな解説をどこかで読んだ覚えがありやすが、まぁ全然関係ないストーリーどすわ!
😂
てか、その前2作品での大成功を受けてレイモンド・チョウはリーの独立=コンコルド・プロダクション設立を容認(スティーヴィー・ワンダーがモータウンの株式をガッツリ購入し… と似てる⁉︎)してまでも、リーの可能性に賭けてたんやと思いやす!
いやマジで、本当はたらればなんて好きやないけどコレばっかりは想像というか夢想ばかりの連続どしたわ!
もしも、
今でもリーが生きていたらならば…
そう考えずにはいられん男やし、それが許される数少ない存在やったと思いますわ‼︎
てか、撮影監督が西本正という日本人名となっとりますが、これは正真正銘の日本人どして、色々な縁あって香港で活躍してたオッチャンどす☆
😜
この人はリーから絶大な信頼を得ていたらしく、なんなら【燃えよドラゴン】も「西本さんで!」やったらしいんやが、これはハリウッド側の意向で却下‼︎
だからリーは本作で西本を起用する事で己の拘りと西本に対する義理立てを両立させた訳やったんやね!
漢(おとこ)なエピソードやないかい☆
てか…
共演してるノラ・ミャオ
なんて可憐なんや‼︎
😍
もう50年は経つというのに、その可愛さは不変やないかいさ!
リーとは【怒りの鉄拳】から続いての共演となりましたが、まぁこんなに可愛くてアクションもバッチリ、喋ればまた可愛い…どこぞの笑われ芸人ではないけど
惚れてしもたわい☆
このシーンに登場するマリサ・ロンゴさんは、わざわざオープニングクレジットで Italian Beauty と謳われとりやす(見ようによってはモナ・リザ?)が、やっぱノラの素な魅力には勝てんわい!
タン・ロン(リーの役名)が本当は強いと判った途端に態度が豹変するのは噴飯ものな筈なんやが、まぁノラなら桶☆
だって可愛いから
😍
でもまぁ
それにしても…
この5、6分しかないリーとチャックによる戦闘シーンには全てが詰め込まれとりまっする!
緊張、好奇心、優越感、挫折感、恐怖心、勇邁さ、それを受け止める優しさ…
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
だからこそ、この作品は普遍性を得て今でも愛されてる作品たりえとるんやと思う!
アクションの内容では完全にリーを凌駕したジャッキー・チェンやが、その辺りの表現なり意識なりは足元にも及ばん‼︎(最近の言動から察せられるわな)
タフでなければ生きて行けない
優しくなれなければ生きている資格がない
架空の人物であるフィリップ・マーロウの言葉がエコーのように谺(こだま)するのは俺1人だけやないと思うぞ
さぁ!
”前菜の時間” は終わりに近いぞ
心して準備しなはれ‼︎
ψ(`∇´)ψ