American Graffiti
アメリカン・グラフィティ
出演／リチャード・ドレイファス
ロン・ハワード
ポール・ル・マット
チャールズ・マーティン・スミス
シンディ・ウィリアムズ
キャンディ・クラーク
マッケンジー・フィリップス
ハリソン・フォード
ウルフマン・ジャック(本人)
監督／ジョージ・ルーカス
脚本／ジョージ・ルーカス
グロリア・カッツ
ウィラード・ハイク
製作／フランシス・フォード・コッポラ
ゲイリー・カーツ
撮影／ロン・イヴスレイジ
ジャン・ダルクイン
ハスケル・ウェクスラー
編集／ヴァーナ・フィールズ
マーシア・ルーカス
1973年 アメリカ映画
ジョージ・ルーカスが『才能あった』と勘違いされてた頃の作品の中では【スター・ウォーズ】よりも上かな？
まだこの頃はコッポラがお目付けやったからアレか？？
まぁ俺的には【THX - 1138】を強く推したいとこどすが！
「アメリカがまだ "ヴェトナム" を知らなかった」とかで表現されてたと記憶しとりますが、そのようにアメ公さんは常に自己を正当化しないと気が済まんのかと辟易させられる話やが✴️
ただ、それが薬になって少しは大人しくなるのかと思いきや、ちゃっかり学習してより狡猾より陰険になっちゃったのは、まるで自分を見てるよう !?
ほいで肝心な映画の方どすが、まぁちゃんと演技できてるのがドレイファスただ１人という有り様！
でもそれがリアリティを産み出し… てる !?
これ、日本が同じ事やったら悲惨な結果になったと思いきや、ここ最近そんなのばっかやったと気付く俺様 !!!!!
😂
ただ、ここから前述のリチャード・ドレイファス、ハリソン・フォード、ロン・ハワードは監督として大成功したんやから、やっぱ後世に残る作品なんやろねぇ★
中学生の頃な昔やが、先月に書いた【グリース】と双璧な人気があった記憶がありまんなぁ
😏
比較的マジメな子らが【アメグラ】で、少し不良っぽい子は【グリース】みたいな！(本当に悪い子供はどっちも観ない★)
このサントラに入ってる曲の殆どを24時間営業やってたミスタードーナツでよく聴きやしたよ！
で、面白いのは、国も人種も違うのに何か強く訴えかけてくるモノが確実に伝わってくるとこかな🌎️
堅物やろうが、はっちゃけてようが、この年頃ってのは「出口を求めて藻掻く」のが醍醐味やろうけど、それを演技力が極端に乏しい連中にやらせた事でリアリティ・ショーみたいな雰囲気が加味されたのが良かったのかな？
個人的にはドレイファスがラジオ局で夜中に独りで喋り倒してるウルフマン・ジャック(劇中では「本人じゃない」と否定しとります)と短い会話をするシーンが印象的やわ☆
あと、ラストで『登場人物たちのその後』について今でも賛否が分かれとるらしいんやが、知りたくなかったという連中は俺から言わせたら敗北主義者や！
その「幸せな気分のままでいたい」幼稚な精神には反吐が出るわい🌠
Jackie Brown
ジャッキー・ブラウン
出演／パム・グリア
サミュエル・Ｌ・ジャクソン
ロバート・フォスター
ロバート・デ・ニーロ
ブリジット・フォンダ
クリス・タッカー
マイケル・キートン
監督・脚本／クエンティン・タランティーノ
製作／ローレンス・ベンダー
製作総指揮／エルモア・レナード
リチャード・Ｎ・グラッドスタイン
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
撮影／ギレルモ・ナヴァロ
原作／エルモア・レナード(ラム・パンチ)
編集／サリー・メンケ
1997年 アメリカ映画
【レザボア・ドッグ】と【パルプ・フィクション】で新しいフィルムノアールを打ち出したタランティーノが満を持して３作目を発表！
しかもその主役が俺らのフォクシー・ブラウンパム・グリアとわ !!!!!
そしてそれはタランティーノ同様、俺も大好きな梶芽衣子が主演した女囚さそりと激しくリンクするぅ !!!!!!!!
せやからして、この作品は俺的に何重にもクラッチの掛かった( "木戸クラッチ" の強化版)記念碑みたいな映画なんどすよ
🤩
撮影という理由で合法的にサルマ・ハエックの足指を舐めまわしたド変態なのは間違いないどすが、映画に対する愛も半端なく間違いない(ウィノナ・ライダーとの映画問答が有名)男どす★
…己が性癖をフィルムに遺すというのも考えたら凄いアレやな🪐
センスがモノ言う
『女性解放』などと、1970年代に興ったムーヴメントの結末は「周り(の女たち)は結婚してて順風満帆に幸せ」といったのが多く見受けられやす★
実際に俺の周りでも、理由や経緯は何であれ40歳を過ぎて独身な女が物理的にも経済的にも、そして精神的にも自分は幸せだと断言できる人はごく一握りや
😨
そんな状態で生きてりゃ綺麗事なんて言っとられん！
…そうした話を単なる "犯罪映画" へと貶めずに観た者を楽しませられるエンターテイメントとして完成させているのが素晴らしい！
タランティーノはどの作品でも『どんな悪人であれ一分の理由』を与えて、その人物を介して人間社会の業そのものを表現させとるのが俺的な好感ポイントや☆
下品なネタでもクスッと笑わせ、残酷な展開でも同じくサクッと笑わせる辺りは好き嫌いが分かれるとこやろうけど、まぁ余程にエグいの駄目な人でもない限り観賞には耐えられるだしょう🪐
そして、俺はデ・ニーロとフォンダにアホなキャラを演じさせたのが高評価ポイントだと追記しときやす！
そのせいでジャクソンの『狡猾なクセに詰めが甘い』キャラ、キートンの『抜け目ないクセにスカタン』なキャラが霞んじまいやしたがね !!!
フォスターさんもオチまで含めて完璧✴️
てか
性犯罪者の名前がクレジットされとりやすが、もう終わった案件なんで俺に追及したりするのは止めてね★
😂
Pulp Fiction
パルプ・フィクション
出演／ジョン・トラヴォルタ
サミュエル・Ｌ・ジャクソン
ユマ・サーマン
ハーヴェイ・カイテル
ティム・ロス
アマンダ・プラマー
ヴィング・レイムス
クリストファー・ウォーケン
スティーヴ・ブシェミ
ブルース・ウィリス
監督・脚本／クエンティン・タランティーノ
原案／クエンティン・タランティーノ
ロジャー・エイヴァリー
製作／ローレンス・ベンダー
製作総指揮／ダニー・デヴィート
マイケル・シャンバーグ
ステイシー・シェア
撮影／アンジェイ・セクラ
音楽／カリン・ラクトマン
編集／サリー・メンケ
1994年 アメリカ映画
この作品がカンヌ国際映画祭でグラン・プリやろうが何だろうが、そんなの知ったこっちゃねぇ！
😈
刺さったんだから仕方ない
生前の丹波哲郎のように強弁はるしかごらんわいな !!!!!
てか、この作品でジャクソンはハリウッドスターとして不動の地位を確保、トラヴォルタは雌伏の時を経て華麗に復活！
ウィリスは… まぁ悪い意味ではなく "現状維持" やったかな？
ユマ・サーマン(どう考えても "ウマ" サーマンなのに何故だか日本だけ "ユマ" 呼びするのは誰得 !? )もジャクソン同様、この作品でハリウッドに於ける自己の存在を確保しやすが、それなりに色々あってアレがコレな人やなぁ✡️
その辺りは似たようなポジションやったと思われるミラ・ジョヴォヴィッチ(この人もウクライナ人やからジョヴォヴィッチやなくて "ヨヴォヴィッチ" が正解な筈やが)と対象的やな★
そうした『巣窟なハリウッド』を出演者たちが体現してるのもこの作品の見所やし、そうしたフィルターを通して観ると、また違う印象で楽しめるでしょう！
敢えて時系列をゴチャ混ぜにする事で不思議な永遠性を獲得させたのが秀逸やね
人を殺す時に聖書の一節を引用するジュールス、そのジュールスと組む無駄に短気なヴェガやら、オーヴァードースで危篤状態に陥ったミアを蘇生させる為に心臓めがけて注射器ブッ刺し！やら、賭け試合で裏切ったボスが悪徳警官(と銃砲店々長もグル… "ペット" は被害者か !? )にカマ掘られてたのを助けたブッチやら…
まぁ見所満載どす！
🤩
ただし耐性のない人にはお勧めできん内容であるのは確かやが、これぐらいでへこたれるようでは… やわ✡️
でも、やはり…
俺個人としては少年ブッチに "父の形見" を届けにきたクーンツ大尉を演じたクリストファー・ウォーケンに御贔屓な一票を捧げたい！
😂
彼のなぁ～んかナチュラルに狂ってる佇まいが最高や !!!!!
それが存分に活かされとるジョニー・デップ主演の【スリーピー・ホロウ】をお勧めやす✴️
まだジョニーと監督のティム・バートンが権威に尻尾をふる前なんで、充分に面白いよ！
戦う事を放棄した人間に未来はない
(´д｀|||)