最近, 映画レヴューはさっぱりな俺様こと夙の三郎, こと俺様だが★
(´ー`)σ
いや, 観とりますよ
G.W.だって家で手持ちDVD三昧やったし, 映画館だって… 行こうとしたら本当に碌なのやっとらんかったから断念無念!
【のみとり侍】観ようかと思ったぐらいやぞ☆
そんな俺はガキの頃からなキューブリック信奉者… 信奉なんて書いたら大袈裟やが, 本当それぐらい多大な影響を受けやしたなぁ
でも, 悪い意味じゃなくて, 歳とってから少し退いて観ると粗ではないが, 何ちゅーか気付きにくかった新しい面とか感じて, 更に深く追及したくなりやしてね…
6月頃にも予告しとったから, ここらで色々と映画について久し振りに書いてみやすわ!
俺は【2001年宇宙の旅】をして宇宙を舞台にした神 と称される存在 の壮大なセックス(普通の人なら実験にするとこやろなぁ!)だと2015年3月にリポートしやした(興味が無くても読みやがれいっ)が, 結果的に遺作となった【アイズ・ワイド・シャット】は直接的にセックスを取り扱っとる
しかもトム・クルーズ&ニコール・キッドマンなもの凄く有名でプライヴェイトでも本当に夫婦(当時)だった2人を主役に据えたもんやから, そりゃ驚きましたねぇ☆
しかも
始まってすぐにキッドマンがトムと会話しながらオシッコしてるシーンを観られるという !!!!!
この映画でキューブリックが送りたかったメッセージは… やっぱりセックスやろねぇ
ラストでニコールが
やりましょ
言い方は悪いんやろうが, んなもん『やってみにゃ判らん』なのは確かやし, 互いのコンディションもあるやろうし, そこへ拗れた夫婦関係という要素が加われば…
【ロリータ】や【バリー・リンドン】で表現してた形而上的なセックス(【ロリータ】は時代背景とかで直接的な性描写は不可能どした…)なんかではなく, もっと個人的であったり奥に秘めてるモノだったりを何とかしようとしてたんかな?
だから
イルミナティみたいな, 変な集団の儀式まがいのセックスを持ち出してきた時にゃ
\(゜ロ\)(/ロ゜)/ありゃ
でしたわ☆
オマケに, そのせいで『暗殺された』なんて尾ヒレが付いた日にゃ…
まぁ【2001年~】の時にも, 実は世界中継された『アポロ号の月面着陸はキューブリックが撮影した作品』で云々な陰謀みたいな話は出て来とったぐらいやから…
てか!
俺はそこまで考えて『ひょっとして, キューブリックってばインポテンツすか?』なんて思い始めた訳よ☆
そういや【時計仕掛けのオレンジ】や【シャイニング】は何だか知らんが女に対する個人的な怨みがあるようにすら感じる演出やったよなぁ!
まぁ【シャイニング】は主演のシェリー・デュヴァルがNG連発で軽くキレちゃったキューブリックがネチネチやった(メイキングに収録されてやす)もんやから, それが映像に反映されたからとも受け取れるんどすが…
そういう面からキューブリック作品を観直してみれば『やっぱインポか★』と, 深く思わされるのさ
別に性的不能だからって作品が面白ければ俺は構わんのやが, キューブリックだって男や
チ◯◯ンが勃たんでは男の沽券に傷が付くであろう!
(゜o゜)\(-_-)
他人にだって知られたくなかったやろし, 歳を追うごとに癒しようのない焦燥感にも囚われたのでは?
…以下『キューブリックはインポだったかも?』という前提で話を勝手に進めてみたいと思いやす
もしビンビンバキバキやったとしても, 遺族の方々が俺を訴えたりしませんように!
(°∀°)
そもそもキューブリックが【2001年~】を製作しようと思った直接的な理由は何やったんやろか?
基本的なプロットはアーサー・C・クラークと共著しとるんやが, ストーリーの行く末には大きな隔たりが感じられるんで, そこんとこが俺的にはモゴモゴするなぁ
映画とは違い, 原作の方は3001年まで旅しよるしねぇ★
(´・д・`)
そのプロットは【A.I.】に引き継がれた観が有りやしたが, 替わりに監督したスピルバーグが台無しに!
てか『キューブリックがクラークを利用した』んじゃないかと, 少なからず俺は考えとるんだす!
何故かと言えば【2001年~】サントラ制作に関して, ジェルジュ・リゲティという音楽家に
ちょっと何曲か試しに創ってくれへんか?
依頼しておきながら, 使用する許諾を得んまま公開に踏み切っちゃったぐらいやからねぇ☆(10年ぐらい経ってから和解しとりやす)
編集過程のラッシュ版とかに取り敢えず既成の音楽(クラシックとか)を試しに付加して雰囲気とかを掴むってのは有るが, キューブリックのはソレと違い, 問答無用に使用する癖が…
σ( ̄∇ ̄;)
意図の有無は確かめようありやせんが, 制作者が頭に来るのは確かやろうし, 何より失礼やな
其処んとこは俺が替わりに謝っておこう! …かな☆
原作の方も読んでもらえば判りやすが, キューブリックとクラークは決定的に方向性が違いやす
ロマン派とも謂えるクラークとシニカルなキューブリック… その差を埋めるのは神とも謂うべき, 全てを超越した存在と地球人類との遭遇というネタやったが, 2人の表現方法が絶望的なまでに違ってしまった上に映画の方は映像と音楽のみで, 説明は一切排除したもんやから☆
俺はMTVの黎明と捉えとりやす
(#`皿´)
まぁ原作と映画は違って当然っすわ
ソレが許せんとか言う, 了見の狭い人間は観なきゃ宜しい
いや, マジで☆
文章と画像では表現の仕方が激しく変化するのは当たり前やし, 映画ともなれば音楽やら俳優達の個性やらで同じに出来る訳ぁない!
で…
【突撃】【スパルタカス】で映画監督としての評価は得たものの, 主演で大物カーク・ダグラスと衝突してしまい, 軽くピンチなキューブリックは【ロリータ】でピーター・セラーズと邂逅し, 次の【博士の異常な愛情(本当, この日本タイトルはダサい!てか間違っとる!)】で映像作家としての矜持を得たんやないか !?(その変わりにジョージ・C・スコットと衝突!)
だから, 続く【2001年宇宙の旅】と【時計仕掛けのオレンジ】を並列で眺めてみたら, キューブリックは簡単なモノしか描いていない事に気付きやした
人間…
壮大な宇宙や近未来の恐怖
テーマが何であれ, 其処に描写されているのは人間
しかも, 誰もが抱えとるであろう隠されているペルソナとも謂うべき, 自分ですら気付きにくい本当の部分
(=`ェ´=)
世間では非難の対象となるしかない小児性愛者, 破滅の瞬間までエゴを剥き出しにする軍人や政治家, 未知の超越者との接触を阻止しようとする意志を持った人工知能, 暴力に捌け口を求める若者, 実力違いな身分を手にしようとする詐欺師, 自分の能力を過信した小説家, 常軌を逸する事で生き延びる道を見つける兵隊…
ちょいと女の扱い方が雑に思えるのがアレやが, 描かれたキャラクターの全てが俺や皆とリンクするし, あながち的外れでもない!
【スパルタカス】で日和った脚本を書いてダグラスに叱られた経験も活きたのかもな☆
…と, そこまで考えて俺は『キューブリックは同性愛者?』な疑問に囚われ始めた訳だす
いや, 別にホモやレズだからって作品が面白ければ俺は何も気にならんし, てかその方面の方々の作品の方が面白くね? すら思う訳!
だから, 以下『キューブリックはインポで同性愛者だった』という視点で勝手に話を引き続けやすが, くれぐれも遺族の方々は訴えたりせんようにね!
スタンリー・キューブリックは20世紀を代表する映画監督の1人として多大な評価を得とるし, 俺も異論は毛1本ありゃせん!
でもさ…
皆, 本当にキューブリックを理解しとるの? いや… 『キューブリックの映画』を理解した上で評価しとる?
【フルメタル・ジャケット】ではアメリカ軍での鬼シゴキの是非と『現場に出てみたら』との対比が産み出す軸の無さが肝な訳 そこら辺りはコッポラの【地獄の黙示録】に通じやすな やが, 皆はどう考えとるんやろか?
キューブリックは観客と答え合わせするような映画は創りゃせん
ゴロンとネタを放り投げて, こっちの反応を窺い… なんか書いとる内に俺の舞台と観客席の間から両方を眺めて楽しむという癖と似とる事に気付き始めやしたが!
( ̄▽ ̄;)
まぁ, だから好きになったんやろう☆
その皮肉屋で実験的な嗜好だからこそ, 観とる俺がマトモになれるってかさ…
キューブリックとマルコム・マクドゥウェル
キューブリックは自分の人生に満足できて死んだかな?
俺は… 彼が創った映画に狂喜した口やが, 彼の個人的な嗜好や性癖なんてどうでもよいし, そんなの気にしたところで確かめようも無いし, 確かめたところで今更やし★
ただ, どうせ観るなら自分の知らない世界とかを捻れた角度で観たいなぁキューブリック作品は
いつも捻れてる
俺が捻れとるから, それでバランスが取れるんだよ!
この感じで
ちょいと続けてみやすか!
(ノ`△´)ノ