幻の正体 | 夙の三郎 オフィシャルブログ powered by 俺様

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風を知れ!
そして地の薫りを嗅ぐのだ!
さすれば血は炎のたぎりを失う事なく運命の鐘を鳴らすだろう…

もはや枷は外れた



「幻の作品」が史上最も高い値段で落札された。 
世界が注目する中、オークションにかけられたのは巨匠レオナルド・ダビンチの1,500年ごろの幻の作品「サルバトール・ムンディ」
キリストが描かれたこの作品は現存のダビンチの絵画では唯一、個人所有のもので長年所在がわからなくなっていたが、2005年にアメリカで発見され「幻の作品」として注目を集めていた。 
ニューヨークで行われた電話での入札の結果、4億5,030万ドルおよそ508億円と芸術作品としては史上最高額で落札された。 










普通の人間なら508億円という数字に翻弄されて, この絵画が持つ可能性の一端すら窺い知れずに人の生を終えるんやろねぇ…
(´ー`)σ


… また, 可能性とか書くと勘違いする人間が出て来るだろうから☆
ちゅー
いや, なに
俺は ⬆ この絵については随分と前から知ってたさ
最初に世へ出て来た時からね


率直に謂えば…
見た瞬間にダ・ヴィンチの絵って即断するぐらい, 如何にもダヴィンチらしいタッチや構図で描かれとるんやが, ソレと同じぐらいの質量で『ほんまにダヴィンチ?』な違和感も涌いてくるんよな!
何処がってか !?
おい… 本当に判らんのかよ!
レオナルド・ダ・ヴィンチやぞ !!!
ディカプリオ違うぞ !!!
ι(`ロ´)ノ




ほら!
有名な洗礼者ヨハネと並べて見てみろよ !!!
もう明らかに素人目に見たって共通点だらけやろ!… んで, 違和感もジワ~ッと涌いてくるやろが☆
ニヒヒ
え? 未だ判らんのか !?
なんと鈍い連中やぁ…


しゃーないなぁ!
面倒臭い事この上ないが, 夙の三郎こと俺様が無料で解説してやるわい
曾孫の代まで恩に着るが宜しい !!!!!
щ(゜▽゜щ)











先ずは顔や
ちゅー
スフマート(陰影のボカシ具合)は相変わらずの達者で, 普通にシンメトリー(左右対称)描写かと思われるんやろうが, よ~く見てみると右と左じゃ人相が違うと思わんか?
人相… ソレよりも性別が違う気すらするぞ!
(=`ェ´=)
ダ・ヴィンチは割りとジェンダーレス(性別越え)に人物を描く画家やが, ソレにも増してだまし絵が好きなイタズラ者としても名を馳せとる☆
左右の顔(性)が違う
更によく見りゃ髪の先が【エースをねらえ!】の竜崎麗香 別名:お蝶夫人 か !? ってぐらいクルクルと巻き髪っとるし, やはり左右に若干ではあるがタッチの相違が感じられやす

てか!
キリストの髪をここまで巻き髪に描く必要が !?
(´・д・`)
そういう観点で絵を眺めると違和感が消えて新しい考えが涌いてきやせんか?
有名なモナ・リザの微笑にも俺は同じ疑惑を長年持っとるんやが, 恐らくってか高い確率で人物はジェンダーレスもしくは複合された(カタチ)で描かれてると推察しとるんだわ

なんで
そんな絵を描いた?

んなモン判らんわ
(#`皿´)
判らんがひょっとしたら… な想像ぐらいは付くぞ
皆はどや?






んで手やが…
真顔

俺が愛するラファエロ・サンティは去年の今頃に紹介しやした(然り気無く過去ブログを宣伝する狡猾な俺様☆)が, 彼のタッチに似てるなぁ~っと
ウインク
洗礼者ヨハネ(や他の指差してるポーズの絵)と比較すりゃ随分と柔いというか甘い印象や
ラファエロはダ・ヴィンチの弟子
だからラファエロが加筆ってか制作に関わったって何の不思議も有りゃせんわいな!
実際にラファエロはダ・ヴィンチの作品へ何度か部分的に参加しとるし, ダ・ヴィンチも師匠のアンドレア・デル・ベロッキオの【キリストの洗礼】で天使の作画担当でデヴューしとるんやから☆


その当時の基本的な風習や意識までは知らんから想像するしかない訳やが, 知らん事柄を想像ばっかしたって答えなんか導き出せん
出せんが…
例えば現代の漫画家みたいに発表段階は画家の名前だけやが, 制作には弟子達も参加しており… つまりプロダクションやな☆
(´ー`)σ
そういう流れでやっとったんじゃないかと… 名前は忘れたが陶器制作の会社とかでも有るやんか
そう考えりゃダ・ヴィンチの余りに博識で多才過ぎる面も説明し易いやろ

あんなに多くの事を思い付いとった(ダ・ヴィンチは発明家としても有名どす… 飛行機や戦車なんかの基礎的なデザインの祖と謂っても過言じゃありやせん☆)ら絵画だけに没頭する時間なんか殆ど無いやろし, 寧ろ本人は嫌ですらあったかも知らんしなぁ!
ダ・ヴィンチは就職難に喘いでいた
今だってそうやが, 芸術家というのは金喰い虫
大体が会社に行って机に向かってナンボなアレじゃなく, やる時はやるが, やらん時は冬眠中の熊の如くってのが相場だ
真顔
だから細かい部分は信頼できる弟子のラファエロに任せたのと違うかなぁ… と
【ゴルゴ13】だって作者のさいとうたかをゴルゴの顔しか描いとらんから★

ライヴァルだったミケランジェロは着々とパトロンと名声を得とったから焦りみたいな感情が有ったとしても不思議じゃない
まぁ結局はダ・ヴィンチも社会的な成功を収める訳やから, ますます俺はラファエロ と複数の弟子達による 加筆説に考えが傾くんやが…

寡作な大画家という事実からも『絵画は好きだが, 人生の全てを捧げるつもりは無い』
そう嘯いたかどうだか…






最後は胸ってか衣服な
φ(..)
端的に謂って, コレはダ・ヴィンチのタッチじゃないと思う
そりゃ断言は出来んが, 少なくとも仕上げ辺りの仕事は本人じゃ無いやろなぁ
てか, 袖口と胸元のタッチにも相違が強く感じられまんな! 衣服の皺も, いまいち統一感に欠けとるし…
でも描いた人間が違うってなら納得やろ?
締め切りか何かに迫られていた !?
… かもね
ニヒヒ
作曲家のモーツァルトは放蕩者で借金まみれだったから, 晩年(といっても34~35歳どすが)は仕事まみれだったらしいがダ・ヴィンチもやろかしら !?

借金の有無は知らんが, 俺は違う方面の理由により早く完成させたがっていたんだと思う
φ(..)
芸術家の矜持, 国すら動かす自らの才能への自信とその裏付け










じゃ
違う方面から謎に迫ってみやしょ
( ´∀`)σ)∀`)




レオナルド自身が何らかの神秘体験と考えていた記憶で、ハゲワシが空から舞い降り、子供用ベッドで寝ていたレオナルドの口元をその尾で何度も打ち据えたというものである
もうひとつの記憶は、山を散策していたレオナルドが洞窟を見つけたときのものである。レオナルドは洞窟の中に潜んでいるかもしれない化け物に怯えながらも、洞窟の内部はどのようになっているのだろうかという好奇心で一杯になったと記している
ウィキから引用だぜぇ (-。-)y-~


 ⬆
コレさぁ…
ダ・ヴィンチの神秘体験として後世に語られてるエピソードなんやが, 俺には性的メタファーとしか捉えられんのです !!!!!
(°∀°)
いや, もう絶対に違いないわ!

察するに…
ハゲワシがレオナルドの口元を己が尾で打ち付けたってのは完全に老齢男にオーラルセックスを強要されたんやろうと推察されるし洞窟の中に潜む化け物への恐怖と好奇心男向け仕様に改造された自分の肉体とは裏腹に, 普通の男子としての女子への性的好奇心の発露やろ
ちゅー
後の人生を見りゃ『無駄な抵抗』みたいやったがね
だってさ…
うら若いレオナルドの口に尾を打ち付けたのは, まず間違いなく彼の父親だからや!
ダ・ヴィンチの才能に気付いたのは父親やが, その後のスムーズ過ぎる画家への道とかを考えるに現代的な親と子という関係性を当て嵌めるのは無理がある






愛なのか?
愛玩なのか?

その間で開花した才能は結局のところ自分の存在への探求から定められた運命を導きだす黄金比率を発見したんだろうな… と
(´-ω-`)
男と女, 自分と他者
色んな顔を同時に存在させた時にダ・ヴィンチは歓喜に打ち奮えたかも知らんなぁ★
彼の作品からは宗教臭がしないどころか傍観者になりたくて仕方ないという強い願望すら感じたのは俺だけか?


袖口から
舞台と観客席
両方を眺めていたい
俺が長年ポリシーにすらしてる考え方だ
真顔
クソの役にも立ちゃせんが☆












コレで俺が感じるダ・ヴィンチの新たに発見された作品への感慨や考察は終わり
ウインク
え? 何も答えらしいモノを出してないって?
そりゃ当たり前やん!
俺はダ・ヴィンチじゃないんやから答えなんか出せる訳ないやんか!

俺は考えうる可能性を披露したに過ぎんさ
(´-ω-`)
でも, イィ線いっとると自負ってか絶賛自画自賛や☆




皆さんは
楽しみ方ってやつを間違えてまっせ