私から↓

 相変わらず回復基調を感じられず、毎日の暮らしがしんどかった。

 毎日、例えば、引き継ぎ・申し送りをせず病気休養に入るなど職場での大失敗体験が不規則に強くフラッシュバックされ抑うつ的になり、高校生くらいに戻って人生をやり直したい不可能な思いにずっと囚われている。不可能であるため、怖くなく、苦しまず、成功率の高い自殺方法はないものかなどと考えてしまいがちであった。このため寝逃げすることが多くあった。

 一方で、気分が優れている日が2日あり、その日に衆院選投票、スーパーで買い物、散歩などハードルの低い活動を行うことができた。しかし長時間続くわけではなく、3、4時間で気分が低下してしまった。

 活動面も歯磨き、入浴なども含めて、ほとんどの日常ルーティンが億劫であり、一年前と比べても朝のセロトニン散歩の頻度も激減している状態が続いている。

 ベッドでの読書、ネットサーフィン、YouTube、ゲームなどはできているが、病前と比べて楽しくない。

 やりたいことがなく、時間を持て余すため、試し勤務を行いたいと考えるが、不規則の抑うつに襲われると、退職したい気持ちが出てきて堂々巡りになっている。

 

先生から↓

 引き継ぎ・申し送りをしなかったことを大失敗体験などと、いつから感じていたのか。診断書が出た段階で、病気療養せよとの医師の命令であるから、引き継ぎ、申し送りなどは行ってはいけないし、行っている患者もいない。あなたが逆の立場だったら、突然、病気療養に入った同僚を大失敗、失態だと感じるのか。

 あなたは、他の人は当たり前のようにできていることを自分自身ができていないかのように考える癖があり、そのような考え方では薬物療法にも限界がある。

 失敗体験も原因を追求するのではなく、今後、同じ失敗をしないよう方策を考える方が有益であり前向きである。ぜひ柔らかい考え方に改めてほしい。

 薬の調整はもう少し経過を観察してからとする。

 次回の診察は2週間以内とする。

 

                   ー以上ー

13日診察記録