いとこが亡くなった。

私よりも10歳年上

生まれたときからカラダが弱くて
知的障害だった。
20歳まで生きられないと
病院で言われた話は
何度も聞いた気がする

小さいときは
よく一緒に遊んでたけど
よく怒られてた気もする。

いつもアイドル雑誌を持ってて
歌うことが大好きだった


いつも叔母と一緒にいて
その叔母が2年前に亡くなった

年もとって
別々の施設に入ってたから
もしかしたら亡くなったことが
分からないかもと
いろんな話があったけど

叔母のお葬式で会ったのが
最後だった。
すごく泣いてた。

私のことをを
覚えてたかどうかは
わからなかった。


彼には、弟がいて、
両親が亡くなったら
この人が面倒見ることになるのかなぁと
思ってたけど

もし弟が先に亡くなったら
どうなるのか?とか
ふと思ったりもした。

弟さんは、
ラグビーのスター選手だった。
真面目で、優秀で
自慢の息子だったと思う

彼の自慢の弟だった。


そんな彼が亡くなった。

20歳まで生きられないと言われたのに
還暦も過ぎてた。


忙しいし来なくていいよって言われたんだけど
ちゃんとお別れしたいからと
妹もふたりでお通夜に参加した。

弟さん家族と
私たち2人と

顔を見たら
叔母さんがいるかと思って
びっくりした。

手を合わせて

静かなお通夜になると
思ってた。


それが…

式が始まる頃
施設から2人来られて

だんだん人数が増えて
家族葬の小さい葬儀場が
満席になって
控室まで使っての
お通夜になった。

弟さんも、びっくり。

4月から体調悪くなって
病院を、3件も転院したらしい

その都度、看護師さんたちから
さみしくなるわ〜って
言われてたそうです。

お葬式は、行かなかったけど
きっと、大賑わいだったんだろうなぁ。

施設の人が、彼が
大事にしてた雑誌とかを持ってきてくれた。

杉良太郎、長嶋英雄、アイドル雑誌

昔と変わらない


お通夜のあと、親族でお食事があって
もう、何度も会うことないからと参加した。

みんなが、あんなに人気者だと
思ってなかった。

きっとアイドルになりたかったんだろうなぁ。
彫りも深くて、なかなかイケメンだったし

テレビには出てなかったけど
彼は人気者だったんだぁ。

そんな場面に出会えて
ほんとに良かったと思った。




会場は、
ところ狭しとお花があふれてたよ。

施設の人たちは、
みんなほんとに泣いてたんだ。

人気者だったんだよね

彼の純粋さとか明るさに
いつかの私も救われてたのかも
知れないね〜