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膀胱癌と診断されて

2023年初頭、膀胱癌ステージ4と診断されました。
突然の人生崖っぷちに困惑しつつ一通り足掻いてみようと思います。

7月29日

 

今日は土曜日ということもあってお見舞いに来てくれる人が多かった。

 

なので身だしなみを整えておかねばと思い、朝から洗髪、体拭き、髭剃りと一通り整えておいた。

 

髭を剃りながら気付いたのは、4か月にわたっての抗がん剤治療で弱々しくなっていた髭が随分コシが強くなってきた事。

これならタンポポの綿毛状態の髪の毛も、近いうちに復活しそう。

 

そうこうしているうちに見舞いに来てくれていつも静かな個室の病室が賑やかになった。

今日はいつも馬鹿な事を言いながら仕事を一緒にしている同僚が来てくれましたが、病気だからと変な気遣いもなく、いつも通りにしてくれているのが有難い。

気の知れた仲間がいるっていうのはこういう時に特に励みになる。

今日も他愛もない馬鹿な事を話してただけだけど、アッと今に時間が過ぎてしまった。

元気が出たわ有難うと言って見送った。

 

次に実家の母と弟と甥っ子が来てくれた。

土用丑の日ということで国産の鰻を焼いて持ってきてくれたので病室で食べてみると、猛烈に旨い。

病院食に辟易していた事も有ってとんでもなく旨く感じた。

有難う。

 

食後は病状や今後の話をしたけど、弟が私が元気になったらツーリング行こうと言ってくれて、バイクも用意してくれているらしい。

 

体調が整ったら私もバイクに乗って楽しもうと思っていたところだったので、OKの約束をした。

まずは原付から練習だな。

 

プーだった甥っ子も新しい仕事を見つけたらしく、随分と仕事に熱が入ってる様だ。

どんな話をしていても、楽しそうに話をしている姿を見るのはこちらも嬉しくなってしまう。

 

母は終始涙目だったので、私は気持ちだけは元気だということを解ってもらえる様に振舞っていた。

 

もちろん辛くない訳ではないけど、親の悲しむ顔を見るのはもっと辛くなってしまう。

 

完治できるかどうかなんて解らないけど、とりあえず生きている間は楽しく過ごすから大丈夫と言っておいた。

 

母からしてみればステージ4はイコール死ぬ人の認識らしい。

まあ2、3年も経てば意外とそうでもない事に気づいてくれるかな?

 

とりあえず大丈夫だという事を証明出来る様に頑張ろう。