チェンマイ
バンコクの北方約720キロに位置するタイ第2の都市チェンマイは、「北方のバラ」とも称される美しい古都。
1296年にラーンナー王朝初代メンラーイ王により新しい首都としてピン川のほとりに建設され、タイ北部の言葉で「新しい街」と名づけられました。
以来、この地域の中心として、モン族やタイヤイ族、ビルマ族などさまざまな民族が交流するなか、建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸の分野などで「ラーンナー文化」と称されるタイ北部独自の文化・伝統が育まれてきました。
現在でも工芸が盛んな街として知られ、近年はその伝統をベースにタイ芸術の拠点ともなっています。
また、周辺はタイ最高峰ドイ・インタノンをはじめとした峰々が重なる緑豊かな山岳地帯となっており、乾季(11月〜1月)は平均気温が約25℃と平野部より過ごしやすいことから、避暑地としても人気があります。
amazing Thailandより
暑い国タイ国の食文化について紹介致します。
今回は
ต้มจืดเต้าหู้ と書きます。
トムチュータオフー。
トムチュータオフーはタイの料理にまだ馴染まなかった頃、味は割と薄くてニンニクの香ばしい香りがとても美味しいと感じたものです。
逆に言えば他の料理には中々チャレンジしなかったんです。
沢山の料理が並ぶ屋台では美味しそうに見えるんですが「もしまずかったらどうしよう。残したら何か悪いしな〜」的な事を考えるわけですよ。
じゃー、「何でタイまで行ったんですか。」と呟きたいでしょ。
社員旅行でタイに行った事が最初なんですが、タイがどこにあるのかさえ分からなかった私でしたが結局はハマってしまいました。
何にハマったのか、上手く説明する事は難しいのですが、あえて言えばそれは理想的な昔の風景を見ているような感じなんです。
社員旅行ではバンコクは勿論ですが更に地方まで足を運ぶんですよ。
バスの窓から眺める風景が都市部から地方に向うと何とも安心したような気分になるんです。
ビルから木造建築の家々が立ち並ぶ風景は現代から過去に戻ったかのようでした。
日本では地方とはいえ、木の板をはり合わせた家は無いでしょう。
タイでは東京での生活からすれば何ともノンビリしているんです。
歩くテンポがゆっくり、食事も何か遅い、マイペースな仕事ぶり。
そして、外国人の私にも何のためらいもない接し方には「何も問題ない。」と聞こえてくる感じです。
タイでは良く聞かれる言葉があります。
それが「マイペンライ。」です。
意味は「問題無い」的に使われるんですね。
すれ違いざま、ぶつけられた方が「マイペンライ」と言うんです。
大丈夫だよ的な相手を気遣っている感じです。
それから、一人旅をタイに決めたんです。
一人旅では「何を食べようかな」と一番の悩みが食事なんです。
食べたこともない料理というものはとても不安なんです。
そんな時に食べたトムチュータオフーは正に救世主。
なんと言ってもアッサリ味で具に豆腐が使われていた事が最高でしたね。
日本料理似の味がとても新鮮でどこか恋しい方に偶然会ったような気分でした。
ただ、トムチュータオフーはその辺の屋台ではメニューにはまずありません。
食べたい時にはお店をかまえているところを探すのですが地域差もあるので必ずあるとも言えません。
気になる味についてですが、出汁は特別なものはありません。
豆腐や野菜を煮ながら、ナンプラーやタイ風の醤油を入れていきます。
トムチュータオフーの特徴は薄い味付けに炒めたニンニクが入ることによりとても良い香りでスープを引き立たせるんです。
日本人なら懐かし味と感じる一品で、スプーンを何度も運ばせるんです。
そして、柔らかい豆腐はスプーンから逃げるように滑べり。
写真のように輪切りした豆腐はスプーンにおさまらないほど大きめ。
日本の豆腐と違うのは生卵が入っているので、そのままでは食べられませんので一度熱を加える必要があります。
色が黄色みがかっているのは玉子が入っているからなんです。
普通に白い豆腐もありますが、タイでは冷奴のような食べ方は無いようです。
タイの豆腐は丸いのかと思ってしまいそうですが工場で袋詰された結果円柱状になっただけで日本にもありますよね。
懐かしさのあまり、練りワサビと白い豆腐を買っては一人、ビールに冷奴気取りで食べたものです。
タイ人にとっては味のしない料理などはなかなか食べないようなんです。
単に苦手のようです。
スープだけですと物足りないから更におかずを注文するわけです。
次回はもう一品を紹介しましょう。
タイ人女優facebook友より
タイおねーさんの日常
お店は清潔が第一よ。
日本を愛する海外の方
今回はトミーリージョンズさんです。