鳳仙花と片喰





STORY


青い薔薇を完成させた猫猫だが、ついに実の父、羅漢と対峙することに。

軍師であり象棋も得意な羅漢に、猫猫は条件付きの象棋の勝負を申し込む。

その条件とは、猫猫が勝ったら羅漢は緑青館の妓女を身請けすること。

勝負の行方にハラハラする壬氏と高順が見守る中、勝利を重ねる羅漢だが、“毒”を仕込んだ酒を用意した猫猫の作戦は……。





COMMENT


羅漢(声:桐本琢也さん)が優勢であったものの、下戸であった為、一杯口にしただけで、猫猫(声:悠木碧さん)に敗北しました。


元々彼は失顔症で、父親(声:二又一成さん)に疎まれてましたが、叔父の羅門(声:家中宏さん)のアドバイスを基に、碁に例えることで、ある程度克服しました。


やがて、緑青館で鳳仙(声:桑島法子さん)と出会い、囲碁と象棋を通じて惹かれ合い、他の男に身請けされたくないが為に、遂には一線を超えました。


しかし、羅門が後宮から追い出されたせいで、彼も地方に遊学させられ、半年で戻るつもりが3年も……。


鳳仙から大量の手紙が送られてきており、その中には壊死したと思われる彼女の指が……。


実は彼の子を妊娠ないし出産しており、その子供というのが猫猫でした。


そのせいで、鳳仙は落ちぶれていき、緑青館も傾きかけたほどだったので、やり手婆に責められ、激しく後悔したのでした。


因みに、梅梅(声:潘めぐみさん)は鳳仙のもとで禿をやっていた時期があり、その頃から羅漢と面識がありましたね。











続く