さらば宇宙戦艦ヤマト


あらすじ

ズォーダーの意志で[滅びの方舟]は目覚めた。都市帝国の残骸を喰らい、真の姿へと変貌を遂げる[滅びの方舟]。地球を覆わんばかりの超巨大な姿となった[滅びの方舟]に対峙する、満身創痍のヤマト。もはやヤマトに戦う力は残されていない。艦長として古代は、最後の決断を下す。


レビュー

ゴレムが破壊されたことで、ズォーダー(声:手塚秀彰さん)以外のガトランティス人は死滅。

古代(声:小野大輔さん)の必死の制止も空しく、ズォーダーは滅びの方舟と同化。

真田(声:大塚芳忠さん)によれば、エネルギー転換が完了する前に、コアを破壊しなければならないとのこと。

その為に、キーマン[ランハルト](声:神谷浩史さん)は波動掘削弾をツヴァルケに搭載し、そのまま特攻することを決意し、斉藤(声:東地宏樹さん)も彼を援護。

この無謀なやり方に、古代も山本(声:田中理恵さん)も猛反対しましたが、永倉(声:雨宮和沙さん)が制止。

ニードルスレイブによる猛攻で致命傷を負いながらも、キーマンは最後まで山本のことを想いながら、波動掘削弾を作動ないしコアに特攻。

斉藤も、「慌てず急いで正確に」と言い残し、特攻直前に仁王立ちしたまま絶命。

その衝撃で、山本のコスモタイガーⅠが爆発してしまいました(ただし、彼女のいるコックピットだけ吹き飛ばされてましたが)。

それでも滅びの方舟は停止せず、更に砲撃で月を半壊。

ズォーダーは、滅びの方舟を通じて、死による静寂を与える事で、生の苦しみから解放することが、「愛」であると主張。

その後、破損したコアを修復すべく、土星のある場所へと移動(土星は、都市帝国の接触により、崩壊してます)。

既に満身創痍となったヤマトに打つ手はなく、古代は総員退艦を発令。

皆の旧式改良艦への移乗を確認した古代は、少しでも地球人類が逃げ延びる時間を稼ごうと、ヤマトで滅びの方舟への特攻を決意。

防衛軍上層部には、銀河艦長の早紀(声:高垣彩陽さん)を介して、G計画の実施を要請。

その一方で、雪(声:桑島法子さん)も密かにヤマトに残留しており、未だ古代のことを思い出せていないものの、運命を共にすることを決めました。

やがて、臨界寸前の波動エンジンにより、高次元世界への穴が開き、ここでテレサ(声:神田沙也加さん)が久々に登場。

それはヤマトが結んだ多くの縁の結果であり、今まで死んでいった仲間達の幻影も。

その後、テレサを宿したヤマトは滅びの方舟に特攻し、そこから発した閃光が、宇宙に広がったのでありました。











……って、これで終わりではありません(^^;;

あと1話残ってますw




【26話へ続く】