こんばんは。
今日もキツかったなーーーー。
どうしても、足に力が入りません。
目眩もするし、吐き気が少しあります。どうしようもなく、横になりたい時があります。
しかも、痔が痛い😣
さて
今年も12月20日が来ます。
忘れることが出来ない日です。
一昨年(2017)の12月20日。
前日、職場での会話、
私「あ! 明日、人間ドックだけん、俺はおらんバイ」
上司「また、えらい年末に当たったね」
私「ほんなこつ。まあ、明日は俺がおらんでも回るやろう。」
上司「1日ならどがんかなる」
私「ドックに行ってもなー、どうせ、何もありませんでした。で、終わりだろーー」
上司「何もないけんいいとタイ。なんかあったら困る。ワハハ」
当日
私「この技師さん丁寧かなーー」
診察室
医師「血液検査の結果は問題ありません。ただ、エコーでチョット気になるところがあります。」
私「あーー、あの技師さんか」
医師「すぐに精密検査の必要があります。」
私「来週なら」
医師「いいえ、急いだ方がいいです。明日は取れないので、明後日入れますね。その時は御家族と一緒に来てください」
私「どこですか」
医師「膵臓です」
まさか、俺が癌???
膵癌は友達が32歳の時に逝ってます。見つかってから3ヶ月でした。
俺は死ぬの?
翌日は上司に報告。
「チョットやばいかもしれん。明日は検査の為に休む。」
あ、上司は同い年でして、2人の時はタメ口でした。
造影CTだったと思います。
終わってから、
診察室で
私「どうでしょう?」
医師「・・・ 」
嫌な間です。
医師「もうチョット、詳しく調べる必要があります。看護師が後で知らせます。外でお待ちください。」
私「癌ですか?」
医師「それを調べます。今はまだ言えません」
年末に二泊三日の検査入院でした。
でも、その結果は年明けということになり、
悶々とした気分で年を越しました。
妻とは癌で間違いないだろうと泣いたし、
これからどうしようかと話もしました。
年が明けて再び検査入院。
2日仕事に行って、検査。
その時の診察で
医師「膵管が腫れているのは、腫瘍でした。」
私「早くに分かってたでしょう。どうして教えてくれなかったんですか?」
医師「いいえ。キチンと確定するまでは言えません。それに、心療内科の受診歴がある方には慎重になります。過去にも告知した後で自死された方もあります。特に膵癌は」
だよねー〜。自殺するって理解できるもの。
ここまでは内科。
この先は外科って事で、セカンドオピニオンのことも聞いて、東京や静岡の病院も考えてるって話したら、外科部長に通された。
熊本では膵癌の手術数がいちばん多い人。
それは調べてた。
外科部長「セカンドオピニオン希望ですか?有明ですか?静岡ですか?どちらも知ってる先生がいらっしゃいますよ。ご紹介します。熊本県内でやるならうちの医師に任せませんか?優秀ですよ。」
確かに、私の担当になった主治医は最近移転して大きくなった病院の外科部長に出世している。
穏やかな語り方で、シッカリと信念を持った外科部長。この人に任せよう、妻とそう決めました。
最近の研究で、すぐに手術するよりも抗がん剤で叩いてから手術した方が予後がいいから、それで行くって事になって、
3ヶ月抗がん剤、
1ヶ月薬を抜いて、
4月に手術が決定。
私「そんなに待つんですか?癌は大きくなったり広がったりしないんですか?手遅れになりませんか?」
外科部長「その時に大きすぎたり、転移が見つかるってことは、今、もうすでにそうなってるって事です」
なるほど。
長くなりましたが、全ての始まりは、2年前の12月20日でした。
膵癌を2年生きている。
ありがたいこと なんでしょうね。