劣化と言っても、俺様の体の事では無い。

なぜならば、それはもう今更言う事でも無いからだ。

ウッサイ、ダマレ。


つい先日、久しぶりに俺的ラーメンランキング第一位の店に行った。

数年前に、この店を発見してから何度か足を運んだのだが、テレビや雑誌に出て行列が増し、俺の足も遠のいていた。

それでも心の片隅には絶えずあり、「近々に行く」と誓ってはいた。

とは言っても少々の行列なら諦めて並ぶのだが、1時間も2時間も並ぶとなると、「じゃあ他でいいや」って事になる。

なので、行かなくなって1年は経ってるのか。いや、もっとかも。1年半くらいか。

とにかく久々だ。


同行するのは、いつものヤンキーReと脳内自称ジロリアンDT。

脳内自称ジロリアンDTが(脳内で)オーストラリアに語学留学を兼ねて自分探しの旅に行くとの事なので、じゃあその前にって。


当日は最強雨男ヤンキーReがいるので、当然の如く、雨。

ったく、死ねばいいんだ。ザラキ。



行列必死なので、開店30分前に着くように予定。

予定通りに店の前に着。

雨男効果なのか、更に寒さもあり、まだ誰もいない。

30分くらいの待ちなら、まぁギリでありだな。


基本、奥に延びるカウンターがメインの店なのだが、入口から丸見えのテーブルが一卓だけある。

そこに座ると、外からの視線が痛い痛い。いたたたってくらい、丸見えの場所だ。

その丸見えの場所に、足を放り投げ、半横になりながらケータイをいじっている、オデヴスタッフ。

営業時間前だし、店内の電気は消えているとは言え、ものっすごく感じが悪い。

一瞬俺と目が合い、そのままスルーし、ケータイをいじる。

正直、俺が一人で来てたらそのまま帰っていただろう。

が、今回はクソ後輩とは言え、一人じゃないので、ここは我慢。

俺、なんて大人。カッコイイ。


5時開店までの間に、何を食べるか決めておこう。

俺の予想としては、ヤンキーReが油そば。脳内自称ジロリアンDTがつけ麺。で、俺がラーメン。

当然、俺も含めたくさん食べよう!ってコンセプトなので、大盛は絶対。更にチャーシュー丼。

もちろん味玉サービスのクーポンは3人分を用意。

そしたら脳内自称ジロリアンDTがつけ麺は支店で食べた事があるから、今回はラーメンがいいとの事。

まぁ別に何でもいいんだが、とにかく大盛とチャー丼は必項だ。

この時点で、すでに苦笑いの脳内自称ジロリアンDT。

が、そんなもんは知ったこっちゃねー。


事前に、この店に行く事もクーポンの存在も知っているヤンキーReが、本来ならば気を利かせてプリントアウトしてくるものなのだが、完全に気を緩めているので、持ってこない。

腹と一緒で、たるみきっている。

この辺は、ネチネチと突っ込んでおこう。


そしてようやく5時。

すでに俺ら以外にも数名が並んでいる。

5時開店・・・のわりには、そこからようやく電気を点けたり、のれんを出したり、動きが遅い。

並んで待ってる客がいるんだから、5時開店と共に笑顔で「いらっしゃいまっさー」とお出迎えをしろ。

ちなみに、のれんを出しに来た奴とケータイいじってたオデヴは同一人物なのだが、いらっしゃいとか言わねーの。客をチラ見するくらい。

この時点で俺かなりイライラ。


入っていいのかどうかも分からんけど、のれんも出たし、入口のドアも開けっ放しにしてたから、中に入る。

これで「まだです」とか言われたら、俺暴れちゃう。

イオナズンを唱えちゃう。


ふ~。良かった。さすがに「まだです」は言われませんでした。

で、入ってすぐのとこにある券売機で、食券を買おうと1000円を投入・・・投入・・・あれ?

入りませんが?


ああ、券売機の電源すら入って無いのか。

さすがにそれはデブが小走りで電源を入れに来る。

ここでキレても大人じゃないので、苦笑いしつつ、何事も無かったように、食券をゲッツ。


俺とヤンキーRe・・・特製油そば大盛(375g)+チャー丼+味玉(クーポン)

脳内自称ジロリアンDT・・・特製ラーメン大盛(255g)+チャー丼+味玉(クーポン)



残したらおごらんぞ、と脅しをかけつつも、出て来た油そばの量の多さにちょっとビビってたじろぐ俺。

あれ?こんなに爆裂的な量だったっけ?やっべーな、これ。

正直完食する自身が薄れた瞬間だ。


先に出て来たチャー丼は相変わらず旨い。

が直後に出て来た油そば・・・。これはもう余裕をかましてる場合じゃない。

とにかく胃の中にぶっこもう。

味は間違いなく旨いのだから、満腹中枢が刺激される前に、胃の中に入れてしまおう。


莫大な量の油そばをとにかくまずはかきませる。

かきまぜる時の箸にかかる重さがいっそう不安にさせる。心が折れそうになる。

物凄いヘビーな重さなのだ。


それとは裏腹に、期待度も高い。

それこそ念願の油そばが目の前にあるのだ。

俺ランキングNo,1の油そばを1年半ぶりに食せるのだ。

不安とともに、ワクワクもドキドキも止まらない。

もうギンギンだ。←気持ちがね。  え?



では、いっただっきまーーす。


・・・?・・・あれ?

んーー。・・・あれれ?


こんなんだっけ?あれ?

もっと、こうさ、ガッツーンと旨さが体中に響き渡らなかったっけ?

うまーーーい!と世界の中心で叫びたくならなかったっけ?


前から柚子が隠し味で入ってるのは知ってたが、こんなに前面に出てたか?

え?え?え?

それ以前に、まぁまずくはねーけどさ、うん、まずくはない。が、フツーじゃね?これ。


ああ、劣化したのか。

テレビや雑誌に出て、行列になって、支店も出して、調子に乗っちゃったのか。

天狗か、天狗。

スタッフの態度も悪いは、味は劣化してるは、これはヒドいね。

もう俺の中でのランキング圏外だよ、ここは。

もう来る事も無いんだろーな。


とは言え、残すのは俺のポリシーに反するので、完食はしましたよ。

量的にも味的にも、かなりキツかったけど。

ヤンキーReも完食。さすがです。

脳内自称ジロリアンDTは・・・相変わらずしょっぱい奴だ。

さすがにクーポンでもらった味玉は食べたが、当然の如く完食ならず。

ホント、こいつはしょっぱい。しょっぱすぎる。

HPがMAXでも23くらいしか無いんだろうな。

こいつとは二度と一緒に飯を食らう事は無いと断言しよう、うん。


まぁそれでも脳内土産を持ってきたり、伝説の年賀状を送ってくるだけ、まだマシか。 な?