下の図を見てください。
青がオフサイドラインとしてください。
赤Aについて考えましょう。
①の位置として正確にラインがキープできていればこの選手はオフサイドポジションにいない事はわかります。でも、ラインの押し上げを怠っていたり、ラインコントロールについて行けず止まれない場合なんかで②の位置から見てしまうとどうですか?
②と青の選手を結んだ線よりもゴール寄りにいるように見えてしまいます。だから旗が上がります。明らかな誤審になります。せっかくのチャンスを副審の怠慢で潰されてしまうケースですね。
次に赤Bについて考えましょう。
同じく①の位置として正確にラインがキープできていればこの選手はオフサイドポジションにいる事はわかります。でも今度は逆にオフサイドラインの戻りについていけなかったりオフサイドラインを見ないで予測で動いてしまったりストップできないでオフサイドラインよりも前に出てしまって③の位置から見てしまうとどうですか?
③と青の選手を結んだ線よりも後ろにいるように見えてしまいます。だから旗が上がりません。守備側にしたら決定的なピンチになってしまいます。そのためにリスクを犯して警告や退場になってしまうかもしれないです。
主審として怪しいと思って副審を確認します。でも、旗が上がったり上がらない場合はかなりの確率で副審の援助に頼ります。
私は主審をするときは打ち合わせで必ずお願いするのは絶対にオフサイドラインのキープです。それでスローインの判定やゴールキックやコーナーキックの判定を誤ってもフォローはできますが、このオフサイド判定についてはかなり厳しいです。時々、申し訳ありませんけどこの副審の方はついてこれてないなと思うとこちらで吹いてしまう事もあります。でも、ちゃんと打ち合わせでオフサイドラインのキープをお願いしておくと極めてそういう事は少ないですけどね。
もう8割はオフサイドラインを見ていてください。あと1割はボールの出所。残りの1割はアウトオブプレイの判定にしてください。
くらいです。
副審の角度からは余談ですが
私はその割合が7対2対1くらいかな。
右目でオフサイドライン、左目でボール他って見方もしてこれらをコントロールしています。
正直、私は主審よりも副審の方が明らかに難しいです。副審…副審ならという考えはやめていただきたいというのが正直なところです。まだ、全権が与えられる主審は難しいです。だから、まずは副審から勉強してというのであれば大歓迎ですが、副審なら責任が重くないから。という考えは改めていただきたいと思います。副審を甘く見ないでね。

