最近カンボジアトップの民間銀行であるアクレダ銀行での口座開設希望者が
急増中です。理由は何点かあるかと思います。
1:カンボジアはCRS対象外なので秘匿性が高い
2:高い定期利率(5年定期の年利6.25%)
3:郵送のみで開設が可能
4:ネットバンキングが使用できる
5:VISAデビットカードが取得できる
6:オフショア法人でも開設が可能
大きいところではこんなところだと思います。
今回はアクレダ銀行での口座開設の流れについて最新情報を共有します。
アクレダ銀行は郵送で開設可能ですが、1つ面倒くさいのが書類の認証をする為に
公証役場へ行き、認証してもらうことです。以前は公証人の認証だけで良かったの
ですが、現在は外務省の認証員も必要です。(写真にある右下の青いハンコ)
<個人口座開設>
1:口座開設申請書の記入とサイン
2:1とご自身のパスポートコピーを公証役場で認証
3:書類をカンボジアに郵送
*公証役場に行く際にはパスポートの原本とその他の身分証明書を持参
<法人口座開設>
1:口座開設申請書の記入とサイン
2:1と法人書類及びご自身のパスポートコピーを公証役場で認証
3:書類をカンボジアに郵送
そんなに難しくはないですが、公証役場に行く際の注意事項を何点か
<公証役場での注意事項>
1:予約していく(飛び込みだと結構な時間待たされます)
予約していれば1時間以内に完了します。
2:パスポートと書類は分けますかと聞かれますが、一緒でいいです。
2つに分けると値段が2倍になります。(認証1つにつき11,000円)
3:外務省印を依頼するとたまに、
「カンボジアはハーグ条約締結してないから外務省印はいらないよ」と言ってくる
公証人がいますが、カンボジア側が必要なので必要です。と答えてください。
認証後の書類をどう使おうが自己責任なので問題ないです。
新宿公証役場は経験豊富なので問題ないですが、先日大阪の平野公証役場では
色々聞かれました。。。
若干キレ気味に、問題ないから早くしてくれと言って乗り切りました。
カンボジアに書類が到着後約1週間で口座開設が完了、2週間後にカードが届く
ような流れになります。
ネットバンキングには携帯端末を使ったモバイルアプリを使用します。
<デビットカードについて>
デビットカードにはクラシック、ゴールド、プラチナムと3つのグレードがあります。
クラシックは無料でついてきます。その他はグレードによって最初口座内にいくらか入れるように指示されます。使用額の目安にしたがって申請すれば良いです。
当然日本でのカード会計、7銀行などでのお引き出しも可能です。
私もセーシェル法人(法人税0%)でアクレダ銀行を開設していますが、
他の海外の口座と同様に簡単に操作できています。
弊社では海外の法人設立から口座開設、必要であれば法人代表者の名義貸しも
行っております。ご興味ございましたらお問い合わせくださいませ。