「世界の見え方は、自分の受け取り方・捉え方ひとつ」
だということは知っていたのですが、
最近になって自分の物事の見方や受け取り方について考える機会が多くありました。
私は今がステップの時期なのかな?と思うので、つらつら書いてみたいと思います。
まず、この前の着付け教室で「先生たちのやりとりがコワイ」とビビりながらもイライラしていた件。
2回目の講習会に行ったら、そうでもありませんでした
ただ単に、この前は先生の機嫌が悪かっただけなのかもしれません(メイワクな)
しかし、この先生たちの一件で、大学生の頃の経験を思い出しました。
同じ学部で寮生だった親友M。
彼女は大阪人で言いたいことはズバズバと言ってくるタイプで、腹が立つことも多かったけれど、こちらが言い返せば謝ってくれるし、後を引かない性格。
付き合いが長くなるうちに気の置けない仲になり、彼女とは日常的に言いたいことを言い合っていました。
しかし、そのやり取りがギスギスしているように見えたようで、後輩たちから怖がられ、仲が悪いと思われていたんです
2人で歩いているところを見た後輩に
「仲がいいんですね~。安心しました!」
と驚かれて、そんな風に思われていたのかと、逆に驚きました
口でいくら言い合っていても、すなわち仲が悪いわけでもない。
コミュニケーションの方法は人それぞれ。
そんなことを思い出して、決めつけたことを反省しました
それと同時に、イライラしたのは「仲が悪い関係」ということに対して、自分は恐怖心やストレスを抱き安いから。ということが分かりました!
あと、新人さんの笑顔にイライラした一件なのですが、同僚Aから
「彼女に仕事を教えていたら、美里さんの言ってたイライラするという意味が分かりました•••」
と言われて、ちょっと嬉しかったという、性格がマァマァ悪いことがありました
Aとなんでイライラするんだろうね?いい人なんだけどね?と話していたのですが、
どうも彼女の場にそぐわない(と私たちが感じる)表情や言葉にモヤっとしているのではないか?という意見に落ち着きました。
仕事を教えている間、徹頭徹尾ニコニコしながら「ハイ」と相槌を打つ
⇒ 無表情で相槌がないよりはマシ。
でも、あなた本当に分かってる?と不安になるのはどちらも同じかもしれない。
真剣さが足りないように受け取られるので、ここでふさわしいのは真剣な表情なのでは?
「午前中に、こんな来客があって、こう対応したよー」と世間話の感覚で情報を伝えると「ありがとうございます」と言われる
⇒ こちらは世間話のつもりなのに、ありがとうと返されて戸惑う。
それは、なにに対する「ありがとう」なのか?「教えてくれてありがとう」「引継ぎありがとう」なら意味が分かるけど?
すごく細かくチクチク上げましたが、モヤモヤを書き出してみることで彼女と自分の立場を置き換えてみることができました。
やっぱり彼女は緊張していて、とりあえず失礼のないように「笑顔」と「ありがとうございます」を連発しているのかなと思います。
わたしも電話口で話しているときに、やたら「ありがとうございます」を連発してしまい、相手の怪訝な反応から、使いどころを間違えたと冷や汗をかくことがあります。
でもその時の自分は、とりあえず相手に失礼のないように気を使いすぎているんですよね。
とりあえずってところがミソで、内容がなく話している事は、相手にはちゃんと伝わちゃうんですよね。
あと、私は彼女のことを後輩だと思っているのですが、彼女は私のことを先輩というよりは、上司だと思っているのかなと感じます。
そこの捉え方の違いが、言葉のチョイスに表れているのかもしれません。
最後にもうひとつ。
わたしは「口から出る言葉」を重要にとらえるタイプの人間なんだなということ。
主語や目的語がハッキリしない発言に、イライラすることがあるよな~と、気づきました。
相手に対するイライラひとつで、いろんな自分の偏りや特徴ができてきました。
イライラの正体は、自分の考え方の偏り。
そのことに気づくチャンス
あとは、イライラするこの人だけれど、同じことを
もし自分の母親や家族、親友、大切な人が
他の誰かにしていたら?
と思うと、腹が立つと思うけど優しくしてあげてほしいと思うので、私も人に優しくしようと思えます。
あなたのイライラする人のポイントはなにですか?
意外と自分でも分からずイライラすることってありませんか?
書き出してみると、自分の思考の偏りに気づけるかもしれません。
その偏りを無くそうと言うではなく、気づくことで客観的に見れて、余計なイライラが減るかもしれません!