わたしの背中を押してくれたひろみさんが、わたしのブログをリプライして記事を書いてくださいました。ありがとうございます嬉しすぎる
ひろみさんのブログはすごく読みやすい文章なので、ぜひお手本にしたい
そして再びいろんなことを気づきかせてもらえて、私にとって永久保存版だなと思い、リプライをリプライさせていただきました(笑)
一番胸に残ったフレーズは、
自分にいまできることで、他者のために役立てることを探す。
これ、これなんですよね
今までわたしは、
他者のために役立てる行為 = 相手に大きな成果・影響を与える素晴らしいこと
= つまりは、いまのわたしにはできないようなスゴイことをすること
という図式が頭の中にできていて、自分の体験を人に伝えるのも躊躇いがありました。
体験から得た深い学びだとか、わたしは持ち帰ってこないし、わたしの体験なんて人に詳しく話すほどの価値もないと思っていました。
でも、そうじゃない。
そんなだいそれたことは、できなくてもいいんだ。
わたしが同じようなことの興味を持っているけど、一歩踏み出すのが苦手な誰かの代わりに、フットワークを軽く行動して、それを発信することで、「これなら私もできるかも」と一歩を踏み出せる力になれるかもしれない
そして、その人は深く考えることが得意で、体験で得た学びや気づきを発信してくれて、巡り巡ってわたしに何かを教えてくれることになるかもしれない
めっちゃ他力本願(笑)
だけれども、いまできることをやらないでどうする、いつか自分が成長して自信がついたらって思っていたら、たぶんいつまでたっても無理なんだろうな。
そこで思い出したのが、わたしの大好きな漫画 『彼方から』
彼方から (1) (花とゆめCOMICS)
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簡単にいえば、女子高生ノリコが異世界に召喚されて、謎めいたイケメン剣士イザークと旅するファンタジー
ちなみに、わたしはこの漫画のイザークが大好きで、理想の男性です(笑)
クールで強くて、優しくてかっこいいのに、好きになった女性には頭があがらなくて、とことん尻にひかれるところが大好きです
主人公のノリコも、優しくて努力家で、意外と肝が座っていて、いい意味でイザークを振り回していて好きです
5巻では、ノリコは幽霊が出るという噂の森で、旅の仲間とはぐれてしまい、
幽霊に追いかけられて大ピンチに
幽霊はノリコを追いかけてくる一方で、幻術を使って味方の妖精のフリをして、
「早くこっちにおいで。そうしたら、望む力をあげれるよ」 と誘惑してきます。
頼れる仲間はみんな何かしら力を持っているけれど、ノリコにはなんの力もない。
自分は守られてばかりだ。自分だって仲間を守りたいと思っている気持ちに、
幽霊はつけこもうとするわけです。
けれどノリコは味方の妖精が、
「きみがきみの、そのままでできることがある」
と言ってくれたことをちゃんと覚えていて、
「今のままの自分でできることがあるのに、それを放りだして得る力なんていらない!」
と幽霊の誘惑をはねのける!カッコイイネ!
そして正体を現して、フルパワーで追ってくる幽霊から逃げるシーン
ノリコのモノローグが今のわたしの気持ちにピッタリ
足がもつれた
恐さで体が萎縮してうまく走れない
こういうときはどうする
自分にない力をほしがって嘆くのか
違うっ 違うぞ
そんなことじゃパワーは出ないんだ
あたしのままでできること それは何だ
あたしは非力だ
逃げることしかできない
だったら精一杯逃げることだ
それが今のわたしのすることだ
パワーを出せ!!
人のできることをするんじゃないんだ
今の自分ができることに集中するんだ
できないことを嘆いたり責めたりするんじゃなくて、いまの自分ができることに集中する。
それが例えばノリコでいうと逃げることとか、私で言うとブログを書くことだとか、
誰にでもできることだとしても、今の自分にできることがそれならば、まずそこに集中するしかないんだ。
お話はそこから始まるんだから。