C作戦に関する有用な資料を、縦書きを横書きに、年月日、頁数と見出しはアラビア数字に変更し、他は原文のまま紹介します。
C作戦後20年_日顕敗北
10-9 永遠に創価学会に依存する日顕宗
日顕は、〃創価学会がなくても、やっていける〃ということに執着していた。しかし、今の宗門の資金そのものが、かつて創価学会が供養したものである。
もし、日顕が学会を破門した時に、それまでの供養金を学会に返還して、裸一貫から始めたのであれば、筋が通るが、実際には、宗門は、破門した創価学会の供養に支えられている。口では「創価学会は謗法だ」と言いながら、現実には、その創価学会の供養金で宗門は存続しているのだ。
長年の創価学会の外護により、今の宗門があるのは否定しようがない事実である。創価学会の存在がなければ、出家することがなかった者も大勢いる。すなわち、宗門の存在そのものが、厳然と、破門された創価学会に依存しているのである。
そのことを忘れて、いくら日顕らが「僧侶主体だ」と叫んでも、それは「在家を認めたくない」というコンプレックスの裏返しでしかない。提婆達多の人生が怨念を晴らすためのものでしかなかったように、日顕宗は日顕の怨念を晴らすための手段になっている。
宗門が、〃嫉妬と怨念の連鎖〃という日顕のコンプレックスから逃れる方法は一つしかない。
それは、彼らが池田名誉会長と創価学会に心から感謝し、悔い改めることである。それができて、初めて、彼らはコンプレックスを乗り越え、自立した信仰の道を歩むことができる。
提婆達多が地獄に堕ちた後に救われたのは、苦しんだあげくに、自分の慢心を悔いて、釈尊の偉大さを受け容れたからである。
10-10 もはや日蓮正宗は存在しない
日顕は、大恩ある創価学会を破門し、一切衆生救済の大聖人を否定した。そして、法主絶対の己義で日興上人の遺誡置文を否定し、所化に対する暴力で仏法の精神を否定した。これこそ、「三宝」否定の姿である。
また、創価学会の破門は、世界広宣流布の放棄である。
日蓮大聖人は仰せである。
「日本国の一切衆生に法華経を信ぜしめて仏に成る血脈を継がしめんとするに・還つて日蓮を種種の難に合せ結句此の島まで流罪す」(御書1337頁)
大聖人は、世界の民衆に、仏になる血脈を継がせるために御本尊を顕された。
しかし、日顕は創価学会を破門して、民衆救済を放棄しただけでなく、御本尊授与を停止して、大聖人の御遺命達成を妨害した。師敵対の宗門に宗祖の血脈があるはずがない。すなわち、もはや日蓮正宗は存在しないのだ。
10-11 今、宗門がやっていることは、全部、創価学会のサル真似
「C作戦」を実行して20年。宗門がやっていることは全て創価学会のサル真似でしかない。
折伏、唱題、登山会、すべて創価学会が作った伝統である。
創価学会が出現する以前の宗門では、折伏する者はなく、信徒は唱題さえしていなかった。本山の周りの旧信徒はいまだに勤行も唱題もできない。
かつて日顕は青年得度者にこう話した。
「昔は、本山の回りの檀家は謗法だらけだった。それが創価学会のおかげでずいぶんと良くなった」
謗法に染まっていた日蓮正宗を再生させたのが創価学会であることを日顕も認めていたのだ。
日顕は創価学会の存在を否定しようとしたが、本山の多くの土地、建物、そして末寺の大半も創価学会の供養である。また、今の宗門を支えている檀徒たちも創価学会の縁で入信した者ばかりだ。
いくら、日顕らが創価学会の存在を否定しても、今の宗門の土台は、創価学会が作りあげたものであり、日顕らが今、行なっていることもすべて創価学会のサル真似でしかない。
10-12 創価学会こそ、世界の民衆を救う「法師」の教団
『法華経法師品第十』に在家・出家の差別を超えた「法師」について述べられている。
「若し善男子・善女人は、法華経の乃至一句に於ても、受持・読誦し解説・書写し、種種に経巻に華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・繒蓋・幢幡・衣服・妓楽を供養し、合掌恭敬せば、是の人は一切世間の応に贍奉すべき所なり。応に如来の供養を以て、之を供養すべし。当に知るべし、此の人は是れ大菩薩の阿耨多羅三藐三菩提を成就して、衆生を哀愍し、願って此の間に生まれ、広く妙法華経を演べ分別す」
この『法師品』では、五種の修行(受持・読・誦・解説・書写)をする者を「法師」と名づけ、在家・出家ともに、法華経受持の者は最高の供養を受ける資格があると説かれている。
また、日蓮大聖人は次のように仰せである。
「法華経を受け持ちて南無妙法蓮華経と唱うる即五種の修行を具足するなり」(御書1245頁)
「今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は法師の中の大法師なり」(同736頁)
すなわち、御本尊を受持する人は、たとえ在家であっても「大法師」なのである。在家の「法師」が活躍すれば、〃やがて自分たちの立場が危うくなり、供養が入らなくなる〃と慢心の僧侶たちは恐れるのだ。
この「大法師」である学会員を迫害する日顕宗の僧侶と日顕は、「道門増上慢」「僭聖増上慢」である。
また、御書には仏が滅して七百年後に魔が阿羅漢となって出現することが書かれている。
「涅槃経の七の巻に仏迦葉に告げ給わく『我般涅槃して七百歳の後是の魔波旬・暫く当に我が正法を壊乱すべし、乃至化して阿羅漢の身及び仏の色身と作らん魔王此の有漏の形を以て無漏の身と作りて我が正法を壊らん』云云」(御書651頁)
さらに日蓮大聖人は世界広布が始まる時に天魔が出現することを予見されていた。
「法華経の中に仏説かせ給はく我が滅度の後・後の五百歳・二千二百余年すぎて此の経閻浮提に流布せん時、天魔の人の身に入りかはりて此の経を弘めさせじとて、たまたま信ずる者をば或はのり打ち所をうつし或はころしなんどすべし、其の時先さきをしてあらん者は三世十方の仏を供養する功徳を得べし」(御書1415頁)
三代会長とその弟子たる学会員は、法華経に説かれる通りに、障魔の嵐を乗り越え、世界広宣流布の大道を切り開いてきた。
そして大聖人滅後七百年、その世界広布の大道を破壊しようして出現したのが天魔・日顕であった。
「たまたま信ずる者をば或はのり打ち所をうつし或はころしなんどすべし」とあるように、日顕は「C作戦」を仕掛けて脱会者作りの号令をかけ、創価学会を「破門」にした。
しかし、師弟不二の信心を貫いた池田門下の会員が、自ら宗教改革の先頭に立ち、天魔の野望を打ち砕いたのだ。
そして、「其の時先さきをしてあらん者は三世十方の仏を供養する功徳を得べし」と大聖人が断言されているように、創価学会は未曾有の発展をして創立80周年を迎え、世界中の会員が大功徳・大歓喜の人生を送っている。
この全世界の創価学会員の大勝利の姿こそが、日顕の完全敗北の証左である。
私たち青年僧侶改革同盟は、池田名誉会長が初の海外指導に発たれた「世界平和の日」50周年にあたり、ここに日顕の完全敗北を宣言するとともに、創価学会という大聖人直結の和合僧団の一員として師弟の道を歩むことができることに心から感謝し、これからも身を粉にして、破邪顕正の戦いに邁進していくことを誓願するものである。
平成22年10月2日
青年僧侶改革同盟一同
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