何故かこのところ9時頃子供と寝て、夜中に起きてしまう。仕方ないので瀬戸内寂聴読んでみた。実は私は今まで強烈にアレルギーがあって読んだことなかったのだけど、なるほど激しい女性だなぁと、更に眠れなくなってしまった…。
家族とか、そもそも人間の生き方に正解なんかないのだと四十目前につくづく感じる今日この頃だけど、じゃあ子供達にとって最高の環境、最高の家庭ってなんなんだ?と思わずにはいられない。親である私達が『ほら君達これが正しい家庭ですよ』と言って与えたものが本当にそうであるわけがない。今私が少なくとも間違いなく言えることは、母親(父親にはなったことないからわかりません)にとって子供とは、たとえ一緒にいようがいまいが何だろうが幸せであること笑顔でいてくれること、健康で自由に人生を楽しんでいてくれることを無条件に、最上級に願わずにはいられない、心に一点の曇りなくそう思える相手だということしかない。いかんせん、ただ子供が幸福を感じるには親のあり方が問われてしまうので、幸せにしたいのに、自分が未熟な人間であるということとそこが一致しない為に親子共々苦しむ結果に陥る。いや、所詮無理なんだ。誰か自分以外の人間を絶対に幸福にすることなんて、と最近私は考える。だったら親である私が彼らにしてやれることは、『馬鹿みたいにあなた達のことを何がどうなっても好きで、愛してます。いつどこで何をお互いしていても。世界中が貴方を許さないときにも、産んだ私は貴方がこの世に存在することを祝福し、感謝するよ』ということしかない。祈りに似た愛を注ぎ続けるしかない。
そう思ったら長年読む気もしなかった瀬戸内作品も、読めるようになった、そんな年頃です。
ああ、夜があけるなあ。
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