8月30日飛行機で羽田に向かう。
その日の夕方4時に高尾山口駅 ケーブルカー広場集合
羽田空港から高尾駅まで電車を乗り継ぎ現地に向かわねばならない。
そこからスタートして東京ビッグサイトを目指す
慣れない電車を乗り継ぎ 羽田ー浜松町ー新宿ー高尾山口
途中、けっこう乗車客も多く座れないところもあった。
たまたま座ることが出来 そのまま電車に揺られていると
駅に着くたび人がどんどん乗り込んでくる。
ある駅で杖をついたおじいさんが乗ってきた。
立って乗車している人がいると座っていることが心苦しくなってしまう。
自分のような若者が座っている場合ではない。
すかさず、おじいさんに
「どうぞ」 と 席を譲るために立ち上がる
その瞬間 電車が揺れ 私はよろめいて後ろへ倒れそうに・・・
咄嗟に杖をついたおじいさんはよろけた私を掴み 横転するところを防いでくれた。
「大丈夫ですか?」
このじいさん・・・・
只者ではないぞ!
ちょっと格好悪かった いやかなりカッコ悪かった
席を譲った後 何気なく周囲を見ると 案の定
他の乗客は笑っていた
息苦しい雰囲気の中 しばらくして乗客も減り
おじいさんの隣が空く
おじいさんは私に席をづらして
「どうぞ 座ってください」 と
「あ ありがとうございます」
素直に小さくなってそこに座らせてもらう
実はこういう惨めな気持ちで始まった100キロマラソンであった


