エレクトロニック・デュオ、オウテカ が新しいアルバムをリリース!
Quaristice 』(クアリスティス )と呼ばれるこのアルバムは、
2005年の『Untilted』(アンティルテッド)以来となる
ロブ・ブラウンショーン・ブースによる通算9枚目のアルバムである。


Autechreオウテカ
Autechre

Warp Records 最古参のアーティストとしてヨーロッパの
エレクトロニック・ミュージック・シーンを牽引し、90年代中期以降は
ラップトップ・ミュージックやIDM/エレクトロニカ・シーンの顔役として、
先鋭的なサウンドをクリエイトし、エレクトロニック・ミュージック・シーン
のみならずレディオヘッドナイン・インチ・ネイルズを始めとした
ロック・ミュージック界にも多大な影響を与えてきた。


Autechre / Quaristice

Quaristice

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「頭のなかで完璧なトラックが鳴っているんだ。だけど、
それを具体化するのはとても困難なんだ。なぜなら……」
かつてオウテカ は言った。「それはつねに変化しているから」


たしかにその通り、彼らのアルバムやシングルはその軌跡なのだろう。
オウテカ は、いまだ変化するその自らの頭で鳴っている断片をアルバム

というカタチで表現しているのだろう。僕は2001年に、『Confield』のライナーノートで、
オウテカ は“慣らされてしまったことへの服従”に抵抗する」と記したけれど、
もはや“抵抗”どころではない。オウテカ はこの15年、あたかも自らの音楽性で
自らを隔離=『Quaristice 』するかのような栄誉ある孤独を選び、
彼らの芸術性を完璧なまでに世間に認めさせたのだ。リスナーに評価されるのではなく、
リスナーの耳をテストすると喩えられるところまでいったわけだ。


ショーンは『Quaristice 』というタイトルに意味はないと言うけれど、しかし多くの人は
考えてしまうだろう。この音世界はダンスフロアからもサイケデリックからも、
あるいは現代音楽からも“隔離”されていると。


「“現在”にいることが重要だと気付いたんだ」ショーンは言う。
「聴き直したり、昔の音源を聴いてそれについて考えたりはいっさいしない。
だって20年前の自分がどんな人間だったかも覚えてないんだから!」


Autechre らしい、素晴らしい言葉じゃないか。


野田努 (Quaristice 国内盤ライナーノーツより一部抜粋)


Warp Records
Warp Records

エイフェックス・ツイン、スクエアプッシャー、ボーズ・オブ・カナダ、プラッド、
トゥ・ローン・スウォーズメン、オウテカプレフューズ73
などが所属し、
10年以上にわたりテクノを中心に良質なトラックをリリースし続けている
名門レーベル!


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