自転車には様々な機能があります。
それらを複合している自転車は多機能自転車と呼ばれ、様々な場所をその自転車ひとつで乗りこなすことが可能となります。
ただ、多機能であっても、そうでなくても、それ一つで乗り心地が大きく変わるパーツがあります。
それは、ハンドルです。

自転車のハンドルは、形状がかなり異なるいろいろなタイプの物があります。
ハンドルで自転車を選ぶ人も多いでしょう。
ハンドルによって大きく運転のフィーリングが変わってくるので、確かに重要なパーツではあるのです。

自転車のハンドルの種類は、フラット系、アップ系、ドロップ系、そしブルホーン系の4種類に分かれます。
一般的な自転車の場合は、フラット系が多いですね。
昔は「一文字」とも呼ばれていたこのフラット系のハンドルは、一直線、もしくはそれに近い形状のハンドルとなっています。
一番乗りやすいと感じる人が多い形状と言えるでしょう。

アップ系は、グリップ位置がかなり高いハンドルです。
その為、手の入りをかなり上にする必要がありますが、その分前傾姿勢を取らなくても乗れるので、体には良いかもしれません。

ドロップ系は、下の方に曲がっているハンドルです。
昔は「カマキリ」と呼ばれ、一般の自転車にもよく使用されている形状でしたが、最近は少なくなりました。
元々この形状はレース用の自転車に使用されるハンドルで、レース用自転車はこの形状が今も主流です。

ブルホーン系もレース用ですが、こちらは特にタイムトライアルに使用する自転車に採用されています。
多くの人が、最初に自転車に乗る際に、お尻を気にしますよね。
というのも、自転車に乗る場合、どこに力が入るかというと、このお尻の部分だからです。
その為、自転車競技を行っているプロのレーサーの人のお尻は非常に大きいです。
太ももからふくらはぎにかけても凄まじい筋肉ですが、お尻もかなり発達しています。
それからもわかる通り、自転車に乗る場合はお尻の筋肉への負担が結構かかるのです。
そして、その負担をどれだけ逃がせるかというのは、サドルにかかっています。

サドルは主に2種類あって、スポーツ系のサドルとコンフォート系のサドルに分かれます。
なんとなく想像できるかと思いますが、スポーツ系のサドルは軽量化がなされており、中央部に凹みがあります。
そして、クッション性がほとんどなく、スタイリッシュな外見になっています。
一方、コンフォート系は厚めのクッションを装備していて、座り心地を優先しています。

当然ですが、スポーツ系のサドルは競技用の自転車が中心で、コンフォート系は一般の自転車に取り付けられています。
それぞれの用途に応じ、形状や性質が決められているのです。

ただ、最近はサドルも結構細分化されてきています。
一般自転車用のサドルにしても、男性用と女性用に分かれていたりもします。
これは、男性と女性では骨盤の形状が異なるため、どの形状が座り心地が良いかという事が性別で異なるからです。
サドルにも多機能性が求められている時代という事ですね。

サドルの機能は、いかにその人のサイクリングを心地いいものにするかの一点に集中しています。
しかし、座る人間は千差万別。
だからこそ、サドル自体には多機能性が必要なんですね。
これから自転車を買おうと考えている方に忠告です。
多機能な自転車や頑丈な自転車、あるいはスピードの豊かな自転車を購入するのは一向に構いません。
しかし、多機能だからコレにしよう、カッコいいからコレにしようという前に、まずサイズをしっかり見る事を忘れないようにしましょう。
意外と、自転車のサイズには無頓着な人が多いのです。

自転車は、結構細かくサイズ分けされています。
特に子供用の自転車は、非常に細かいですね。
シティ系やファミリー系の自転車は、12インチから28インチまで、2インチ単位でサイズが設けられています。
また、マウンテンバイクやクロスバイクの場合はさらに細かく、1インチ~0.5インチでのサイズ分けがなされています。
このサイズによって、乗り心地や安全性が大きく変わるのです。

せっかくショック吸収のサスペンションがついていても、サイズが合っていないと体重で車体に負担がかかり、長く持たないという事も十分考えられます。
サイズをしっかり選ばないと、せっかくの機能が台無しになりかねないのです。

シティ系やファミリー系の自転車に関しては、基本的に大人は28インチで統一となっていますが、身長156cm以下の人の場合は、もう少し小さめのサイズを選ぶ必要があります。
女性の場合は、26~28インチの中から選ぶのが一般的です。
子供の場合は、身長と自転車の適正サイズをしっかり見定めて、やや大きめの物を購入するのが一般的です。
子供は成長が早いので、その時期の適正サイズだとすぐに乗れなくなるのです。

マウンテンバイクやクロスバイクの場合は、基本的に子供は13インチ、大人は14~21インチの中から選ぶという方法が一般的です。
大人の場合は、現在の身長に合ったサイズを選べば問題ないでしょう。