「医食同源」
病気を治すのも日常の食事をするのも、生命を養い健康を保つために欠くことができないもので源は同じだと言う考え

日頃とる食事はお腹を満たすだけでなく体や健康を作る大切な行為。


今日はなにかというと食品の表示についてです。

いままでも体に良いとされる食品には
・特定保健用食品(トクホ)
・栄養機能食品
がありました。

医薬品と一般食品の間の食品になります。

さらに第3の表示として昨年春にスタートした制度が
「機能性表示制度」
知っていましたか?



トクホは一定の科学的根拠が認められ消費者庁長官の許可をえたもので個別許可型。

栄養機能食品は身体の成長や健康維持に必要な栄養成分補給を目的とする製品で12種類のビタミン、5種類のミネラル含有量が国の基準を満たしている物で規格基準型。


そして今回の機能性表示制度はいままでの表示とどう違うのか? 

・国の審査なしで企業や生産者の責任で表示できるようになった。

国の審査がない分、表示の根拠となる研究結果やメカニズムを何らかの形で公開する義務はあります。


・効能表示、体の部分など具体的に示す事ができ、特定の保健目的が期待できる機能性を表示できる。

例えば
体内で解毒酵素の生成を促し肝機能の働きを助ける

目のピント調節を良くし肩の筋肉負担を和らげる
など


・野菜や魚などの生鮮食品にも表示できる。

新しい制度は国の審査などが必要ない分、費用や時間が少なくなるので中小企業にとっては有難い制度なんです。


しかし機能性表示制度が始まり中には安全性が確認できないと指摘されたものもありました。

なにが体に良いのかしっかりと自分で見極める必要がありそうです。