こどもの日ですね、昨日は菖蒲湯に入り温まりました。

体が温まり肌の状態も調子が良い感じがします。


まだまだ乾燥する日がありお肌がカサつくかたもいるのではないですか?

そこでよく使うのが「尿素」入り保湿クリーム。

「尿素」よく目にするけど詳しくは知らないのではないでしょうか。


文字通り尿の成分ですが無色無臭の物質。

ヒトがタンパク質を摂取し、体内で分解するとアンモニアができる。

アンモニアは有毒でそのまま体内を巡ると細胞膜を通過し、脳や神経に障害を起こす。

なので肝臓で無毒化され尿素が作られる。

尿素は血液中に入り腎臓でおしっことなり排泄される。


アンモニアは水や脂肪に溶けるが尿素は脂肪では溶けない。

皮膚は皮脂で守られているので尿素を塗っても皮膚内には一切吸収されないんですね。


尿素は水分を吸収したり、蒸発を防ぎ保持する機能があるので保湿効果がある。

保湿効果があるのですがそれほど強力なわけではないそうです。


ではなぜクリームに使用されているかというと
・溶解作用
・剥離作用
があるから

簡単に言うと角質(タンパク質)を溶かし柔らかくする効果があるから。

また細胞を活性化させ新しい細胞を作らせる効果もあるそうです。


角質が剥がれやすくなるので柔らかい肌や薄い部分にはあまり使用しないほうが良さそうです。

全身に塗るひともいますが、そう言った肌に使用すると逆に固くなったり、水分保持の弱い肌になる事もあるそうです。

特に使用後に
ピリピリ
かゆみ
赤くなる
そう言った症状が出る人は常用したり全身に使わないようにしましょう。