テレビや雑誌で血液型占いや性格診断があるとついつい見てしまいます。
血液型と性格にはまだ科学的な根拠はありませんが罹りやすい病気は偏りがでます。
そもそも血液にはABO式だけでなく様々な分類法があります。
よく知られているABO式やRh式は赤血球の表面にある抗原によって決められます。
これは輸血時に必要で誤って型が違う血液が輸血されると赤血球が破壊し、最悪腎不全を起こし亡くなります。
その他にも血液には白血球や血小板、血漿の成分や抗原により細かく分ける場合がある。
・罹りやすい病気
O型
世界で1番多い血液型です。
基本、消化器系と免疫力が強い、反面エネルギーを体内にため込むのが得意なので太る傾向にある。
消化器系が強いのですが十二指腸潰瘍は他の血液型に比べ1.4倍多い。
スウェーデンとデンマーク共同で研究発表されたものがあります。
約111万例 人数にして1360万人の調査でO型以外は血栓塞栓症の発症リスクが高くなるとの事。
特に妊娠関連の静脈血栓塞栓症は2.22倍になる
A型
北欧や西ヨーロッパで多い血液型。フランスやドイツ、フィンランドはA型が1番多い血液型。
人に気を使いストレスを溜めやすい性格なのか糖尿病や心筋梗塞など生活習慣病が多い。
ガンにも罹りやすく特に胃がんや子宮がんは他の血液型より多い。
B型
B型も免疫力は高いが結核や肺炎などの呼吸器疾患が多い。インフルエンザもB型がよく罹るそうです。
免疫力は高いが食中毒などの感染症には罹る。そのせいか人とのふれあいを避ける性格が多いのではないかと言われている。
ハンガリーはB型が多い。
AB型
どこの国も10%以下。世界的に少ないということで免疫力が最も低い。心臓に罹りやすいといわれている。
日本人の血液型割合は
A型 38%
B型 22%
O型 31%
AB型 9%
気になる血液型についてでした。