最近、頭痛やめまい、吐き気があり体が重い。食欲もないのてストレスなどによる「うつ病」かな?
そう思う事ありませんか?
この症状の原因が「首」にあるかもしれません。
その他の症状として
パニック 不眠 多汗 血圧の不安定
ドライアイ 動悸などがあります。
体を動かすのは筋肉で自分の意思で動かす事ができます。しかし内臓や血管、汗腺などは無意識で調整されていてそれを行っているのが自律神経。
自律神経には主に活動的な働きをする交感神経と、休息的な働きをする副交感神経の2つがあります。
首からは多くの副交感神経が出ているんです。
首は常日頃、頭を支えるのに起きている間、負担がかかっている。
頭の重さは体重の約10%で5kgほど。
首を前にかたむけるとその負担が増す。
横から見て耳の穴と肩を結んだ線を一直線を0°とすると45°になると頭の重さが20kgを超える。
60°まで傾けるとなんと5倍の重さが首にかかる!
そうして首に負担をかけ続け慢性的な首コリがうつ症状を引き起こす。
これを「頚(筋)性うつ」という。
お医者さんの話だと全うつの90%がこれにあたるそうです。
精神疾患の双極性躁うつ病(躁とうつを繰り返す)とは違って頚性うつには躁状態にはならない。
医療機関にかかっているうつ病の患者数は1996年には43万人でしたが2008年には100万人を超えています。
受診してない患者数を含めるとその3倍はいると推測されるそうです。
頚性うつの原因にスマホが挙げられますが2008年は日本でiPhoneが発売された年なのでやはり関連は大きそうです。